「いつも」、世界29の国・地域の小売店バイヤーと直接商談できるマッチングプラットフォームの提供を開始
株式会社いつも(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:坂本 守)は、世界29の国と地域・約2000社の現地小売店バイヤーと直接商談できるB2Bマッチングプラットフォーム「シェイカム」の提供を開始したと発表した。
これにより、現地小売店バイヤーへの直接アプローチや商品開発、海外でのブランディングが可能になるという。
世界29の国・地域の小売店バイヤーと直接商談
シェイカムは、世界29の国と地域・約2000社の現地小売店バイヤーが登録するB2Bマッチングプラットフォーム。現地小売店バイヤーの情報がプラットフォーム上に登録されているため、直接現地小売店バイヤーへ商談依頼をかけることができる。
また同社は、商談のマッチング以外にも、現地小売店バイヤーとの商談をサポートするコンサルティングサービスをセットで提供することで、海外進出におけるD2C・EC事業者の課題解決を支援する。
「シェイカム」サービス概要
プラットフォームとコンサルティングサービス、それぞれの概要は下記の通りだ。
◆プラットフォーム概要
・29の国と地域、2000社の現地小売店バイヤーとマッチング
(マッチング企業数・アプローチメール送信数無制限)
・商談設定
・営業ステータスの管理
◆コンサルティングサービス概要
・同社コンサルタントによる打ち合わせ
・現地小売店バイヤーとの商談のサポート
(営業資料作成サポート・商談改善アドバイス・通訳対応)
オンラインとオフラインの両軸での展開が重要
海外市場での成功を実現するためには、ECでの成長に加え、現地小売店への販路拡大も必要だ。EC・現地小売店の両方を同時に拡大させ、海外市場のシェアを獲得していくことが重要になってくる。
そこで、同社では「越境マーケティング支援サービス(2020年7月提供開始)」と現地小売店への販路拡大を支援する「シェイカム」の両サービスを提供することにより、オンラインとオフラインの両軸を支援する体制を整備。「シェイカム」を活用することで、「そもそもアプローチ先が分からない」や「他のプラットフォーム利用だと商談にすら行き着かない」など、海外進出における課題が解決できる。
また、展示会を中心に現地小売店バイヤーとのマッチングを行ってきた企業の時間やコスト削減にもつながり、ファーストステップを素早く・効果的にアプローチすることが可能になるという。
超高齢化と人口減少が進む日本の企業が成長を維持するためには、国内の限られたパイを奪い合うのではなく、成長著しい新興国を含む海外の市場に打って出ることが大切になってくる。
現地バイヤーへのアプローチ前の準備や商談のサポートなどのコンサルティングサービスも利用できるシェイカムは、海外進出を考えているが海外営業の体制が整っていない事業者にとって、心強いサービスとなりそうだ。