フラーが2021年ベスト100アプリをノミネート

ECのミカタ編集部

フラー株式会社(本社:新潟県新潟市、代表取締役:渋谷 修太、山﨑 将司、以下「フラー」)はこのほど、アプリ分析サービス「App Ape(アップ・エイプ)」で蓄積するアプリの実利用データをもとに、2021年に人気や話題を集めたベスト100アプリを選出した。ここではサービス部門のアプリを中心に見ていく。

サービス部門80アプリを選定

同社が選定するベスト100アプリは、App Apeでデータを蓄積している5万3877アプリを対象に「月間アクティブユーザー(当該月に1回以上アプリを起動したユーザーの数)」「月間合計起動回数(当該月のユーザーの延べアプリ起動回数)」「月間合計利用時間(当該月のユーザーの延べアプリ利用時間)」といった各種指標に加え、時事性や話題性を総合的に勘案して選出されている。

内訳はサービス部門80アプリ、ゲーム部門20アプリとなっている(対象期間:2021年1月1日〜12月31日)。なおApp Ape Award 2021では、サービス・ゲームの部門ごとに各賞を決定。2022年2月15日(火)に結果を発表する予定だという。

サービス部門アプリ一覧(かっこ内は提供)順不同

サービス部門アプリ一覧(かっこ内は提供)順不同

・SHEIN(ZOETOP BUSINESS CO., LIMITED)
・LOWYA(VEGA corporation)
・Lemon8(レモンエイト)(Bytedance K.K)
・かんたんnetprint(FUJIFILM Business Innovation Corp.)
・西松屋アプリ((株)西松屋チェーン)
・foodpanda(Foodpanda GmbH a subsidiary of Delivery Hero SE)
・TOYOTA Wallet(Toyota Finance Corporation)
・スポナビ 野球速報(Yahoo Japan Corp.)
・トリマ(INCREMENT P CORPORATION)
・DAZN(DAZN)
・menu(menu, Inc.)
・17LIVE(17LIVE LIMITED)
・レット(株式会社レット)
・Google Meet(Google LLC)
・マンガがうがう(Futabasha Publishers Ltd.)
・コドモン(CoDMON, Inc.)
・GO(株式会社Mobility Technologies)
・かっぱ寿司(Kappa Create Co.,ltd)
・ツルハドラッグ(株式会社ツルハホールディングス)
・マガポケ(Kodansha Ltd.)
・ヤンジャン!(株式会社 集英社)
・PayPay銀行(PayPay銀行)
・ケンタッキーフライドチキン公式モバイルアプリ(日本KFCホールディングス株式会社)
・PayPayフリマ(Yahoo Japan Corp.)
・DMMブックス(DMM.com)
・TIPSTAR(tipstar, Inc.)
・モスバーガー(MOS FOOD SERVICES, INC.)
・はま寿司(株式会社はま寿司)
・特務機関NERV防災(Gehirn Inc.)
・スポーツナビ(Yahoo Japan Corp.)
・出前館(DEMAE-CAN CO.,LTD)
・ゼブラック(株式会社 集英社)
・めちゃコミック(AMUTUS CORP)
・Duolingoで英語学習(Duolingo)
・Twitch(Twitch Interactive, Inc.)
・ファミマのアプリ「ファミペイ」(FamilyMart Co.,Ltd.)
・e+(e+(イープラス))
・Brave(Brave Software)
・ペイディ(Paidy Inc.)
・Google Classroom(Google LLC)
・三井住友カード Vpassアプリ(三井住友カード株式会社)
・セブン-イレブンアプリ(株式会社セブン-イレブン・ジャパン)
・オートバックス(公式アプリ) (AUTOBACS SEVEN CO., LTD.)
・クラシル(dely, Inc.)
・Uber Eats(Uber Technologies, Inc.)
・コミックシーモア(cmoa)
・Microsoft Teams(Microsoft Corporation)
・スキマバイトはタイミー(Timee, inc.)
・家族アルバム みてね(mixi, Inc.)
・PayPay-ペイペイ(PayPay Corporation)
・キリン堂公式アプリ(Kirindo Co., Ltd)
・Qoo10(eBay Japan G.K)
・ホテル予約のブッキングドットコム(Booking.com Hotels & Vacation Rentals)
・ココカラファイン(cocokara fine Inc.)
・ウエルシアグループアプリ(ウエルシア薬局 APP)
・りそなグループアプリ(RESONA HOLDINGS,INC.)
・ゆめアプリ(IZUMI CO., LTD.)
・楽天トラベル(Rakuten Group, Inc.)
・ブックオフ公式アプリ(BOOKOFF Corporation Ltd.)
・au PAY マーケット(KDDI COMMERCE FORWARD CORPORATION)
・ピッコマ(Kakao piccoma Corp.)
・サイコミ(Cygames, Inc.)
・ウェザーニュース(Weathernews Inc.)
・マチコミメール(ナビゲートアイ)
・ミスターマックスアプリ(ミスターマックス)
・マンガBANG!(Amazia,inc.)
・Picsart Photo & Video Editor(PicsArt, Inc.)
・楽天ペイ(Rakuten Group, Inc.)
・イオンモールアプリ(イオンモール株式会社)
・サンドラッググループ公式アプリ(株式会社サンドラッグ)
・Clevノート(Cleveni Inc.)
・じゃらん(Recruit Co.,Ltd.)
・Yahoo!ファイナンス (Yahoo Japan Corp.)
・マクドナルド(日本マクドナルド株式会社)
・Amazon Photos(Amazon Mobile LLC)
・YouTube Kids(Google LLC)
・ジーユー(GU.CO.,LTD.)
・ライフ 公式アプリ(ライフコーポレーション)
・ゲオ(株式会社 ゲオ)
・ahamo(アハモ)(NTT DOCOMO)

6回目のテーマは「いちばん熱い、ヒトとアプリの相思相愛」

公表に際して同社では次のように述べている。

「アプリはいつでも、ヒトに愛されるために生まれてきます。 現在、わたしたちの生活は、数年前の暮らしが別の世界のものに思えるほど、すっかり新しい常識で動くようになりました。ヒトがアプリに求めるものもまた、大きく変わっています。 それでも変わらないのは、こんなアプリがあったらいいなと願って、考えて創り、愛されてほしいと世に放つヒトがいること。こんなアプリがあったらいいなと願って、見つけて使い、心から愛するヒトがいること。

フラーは、アプリを創る会社にして、アプリを使うヒトをよく知るためのサービス『App Ape』を営む会社でもあります。そんなわたしたちが、その年最もユーザーを惹きつけたアプリを紹介するApp Ape Awardを開くのは、創るヒトと使うヒト、両者の願いをよくわかっているからこそ。そして、世の中にもっともっと、両者について知ってほしいからこそ。今年いちばん、ヒトを愛しヒトに愛されたアプリを、App Ape Awardは讃えることをテーマに開催します」

「手のひらの中にあるマーケティングツール」と呼ばれるように、スマートフォンはその特性から、パーソナライズされたマーケティングやプロモーションに最適なツールとしてEC市場からも熱い視線が注がれている。

スマートフォンの性能が向上し、5Gサービスの開始など回線の高速化も進んでいるが、よりダイレクトなアクセスを可能にする意味でもWebよりもアプリにアドバンデージがある。

スマホの画面上にアイコンとして常駐するアプリは、それだけでユーザーとサービスや企業、ブランドとをより密につなげる存在であり、そこでのEC購入や各種セール情報、ポイントサービスやコンテンツの提供など商取引に留まらないロイヤリティの醸成にも威力を発揮する。

今回、同社によって、アワードの発表に先立ったアプリのノミネート一覧が公表された。EC関連のアプリも多数選出されており、ビッグネームを中心に熱度の高いアプリがひしめき合っている。2022年のアプリ市場、EC市場のすう勢を見通す上でも、どのアプリが栄冠に輝くか、今から注目を集めることになりそうだ。

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