LINEギフト、2021年の総流通額が前年比330%。累計ユーザー数は2,000万人を突破
LINE株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:出澤剛)は、「LINE」を通じて友だちにさまざまなプレゼントを贈ることができるサービス「LINEギフト」において、2021年12月の総流通額が前年比440%超を記録したと発表した。また、2021年の年間総流通額は前年比330%を達成。累計ユーザー数は2,000万人を突破したという。
「LINE」のトークでギフトを贈れる「LINEギフト」
「LINEギフト」は、2015年4月からサービス提供を開始した、「LINE」のトークを通じて友だちとギフトを贈り合うことができるコミュニケーションサービス。贈れるギフトは手軽なコンビニのコーヒーから本格的なものまで、シーンに合わせたもらって嬉しい多様なラインナップを揃えている。
住所を知らなくても直接会えなくても、LINE上で簡単にギフトを贈ることができるため、ちょっとしたお礼の気持ちを伝えたいときやシーズナルイベント、大切なライフイベントなどさまざまなシーンで活用されている。
2021年12月の総流通額が前年比440%
コロナ禍で気軽に会えない日々が続いているなかで、会えなくても贈れるソーシャルギフト需要が高まった影響もあり、2021年においては、日常のちょっとしたお礼や誕生日や結婚祝いなどのライフイベントはもちろん、バレンタイン・ホワイトデー・母の日・父の日・クリスマスなど、シーズナルイベントでの利用者数が、軒並み過去最高を記録した。
特に、クリスマスイブ・クリスマス当日の利用者数・利用件数はともにサービス開始以来最多となり、2021年12月の総流通額は前年比440%を達成。12月には芸能人を起用したTVCMを公開するなど大規模なクリスマスキャンペーンを実施し、複数のお得なクーポンやクリスマス特集が好評を得たという。
2021年の年間総流通額は前年比330%
さらに、LINEギフトの2021年の年間総流通額は前年比330%を達成し、累計ユーザー数は2,000万人を突破。新しいコミュニケーションのひとつにLINEギフトが想起されるようになり、”LINEでギフトを贈る“ことが新たなギフト文化として生活に浸透していることがうかがえる。
誕生日やクリスマスといったイベントのときだけでなく、日頃から大切な人やお世話になった人にちょっとしたプレゼントを贈りたいというニーズは多い。ところが、従来型のギフトは直接会って渡すか、相手の住所に送ることが前提であったため、会えない人にギフトを贈るためには、相手の住所を知っていなければならなかった。
近年では仲の良い相手でもお互いの住所を知らないというケースが増えているため、「会えない相手や、住所を知らない相手にもギフトを贈りたい」という潜在ニーズにぴったりはまったことがLINEギフトの急成長につながったのだろう。
コンビニやカフェのコーヒーチケットなど、相手に負担感を与えないちょっとしたギフトや、もらった人が使いやすい電子チケットなど、気軽に送れるラインナップも時代にマッチしたのではないだろうか。