クラウドWMS『ロジザードZERO』が固定式バーコードスキャナー検品に対応 フリーハンドでバーコードスキャンが可能に
ロジザード株式会社(東京都中央区、代表取締役社長:金澤 茂則、以下「ロジザード」または「同社」)の提供する『ロジザードZERO』は、『LogiScanner』の提供を開始した。
スーパーのレジ感覚で検品が可能に
クラウド型在庫管理システムを提供するロジザード社は、クラウド倉庫管理システム(WMS)『ロジザードZERO』において、固定式バーコードスキャナー検品に対応したアプリ『LogiScanner』の提供を開始した。
同社は『LogiScanner』について、フリーハンドでバーコードをスキャンできるため、スーパー等のレジ感覚で検品作業が可能になるとしている。入荷検品・現物入荷検品・出荷-卸検品・出荷-通販検品・三点検品に対応しており、スキャンされたバーコード情報をアプリ側で検品対象データと突合、正常/エラーを画面表示する他、音でも通知する。
◆検品速度の向上が見込めるケース
・化粧品・健康食品・雑貨などサイズの小さな商材を検品するケース
・同じ位置にバーコードを貼付している商品を検品するケース
◆業務効率化が見込めるケース
・装飾雑貨などバーコードがOPP袋に一緒に入っている商材を検品するケース
・両手が塞がるような大型商品を検品するケース
送り状後発行運用の促進
出荷の際、ピッキング前にピッキングリスト、買い上げ明細書、送り状を印刷、突合してからピッキングに入る現場がまだまだ多いだろう。後発行オプションは、ピッキング前にはピッキングリストのみを印刷し、ピッキング後の検品、確定のタイミングで買い上げ明細書と送り状が印字されるため、帳票を突合する時間が短縮できるのと、帳票の入れ間違いを防ぐことができる。
ユーザー企業の声をもとに新機能を開発
今回の機能追加の背景として同社では次のように述べている。
「ロジザードZEROは、アパレルやEC物流といったSKUの多い商材の在庫管理にご採用いただいています。商品の種類が多いと誤入荷、誤出荷が発生しやすくなるため、ロジザードZEROのハンディターミナルを用いたバーコード検品により、在庫管理の精度を高めることができます。しかし、ハンディターミナルを使う運用の場合、必ず片手がふさがってしまいます。そこで、ユーザー様にご協力いただいて検品の効率を上げる方法を模索、ご意見を頂きながらこの度の固定式バーコードスキャナー検品の実装に至りました」
これまでもECをはじめとした事業者に寄り添いながら進化を遂げてきたロジザードZERO。今回の新たな機能の追加によって、その価値をさらに高めることになりそうだ。