30代・40代女性のボディケアは「ホームケア派」が約9割、過半数が現在のケアに不満

ECのミカタ編集部

有限会社GM CORPORATION(本社所在地:大阪市、代表取締役:岡村裕子)は、30代・40代の「フルタイムで働いている女性」「家事・育児がメイン(専業主婦、パート・アルバイトなど)の女性」を対象に、「30代・40代女性のボディケア事情」に関する調査を実施。その結果を発表した。

かける時間は1回30分未満、予算は月1万円未満が9割

かける時間は1回30分未満、予算は月1万円未満が9割

「日々のボディケアについて、1回あたりどれくらいの時間をかけているか」質問したところ、「30分未満(89.7%)」が最も多く、次いで「30分以上60分未満(8.3%)」「60分以上90分未満(1.6%)」「90分以上120分未満(0.4%)」という結果となった。

続いて、「ボディケアに月いくらまで予算をかけられるか」聞いたところ、「1万円未満(90.2%)」「1万円以上3万円未満(7.4%)」「3万円以上5万円未満(1.2%)」「5万円以上7万円未満(0.7%)」「7万円以上10万円未満(0.1%)」「10万円以上(0.4%)」という結果になった。

約9割の回答者が、ボディケアは30分未満で済ませており、また、かけられる予算は1か月あたり1万円未満であることがわかった。

ボディケアはホームケア派が約9割

また「ボディケアは専門店派か、ホームケア派か(どちらも行っている場合は、より重視しているものを回答)」尋ねた結果、ホームケア派が89.4%、専門店派が10.6%であった。時間と予算に限りがあることから、ホームケア派が圧倒的に多いようだ。

専門店派は「エステ」「リラクゼーション・マッサージ」

専門店派は「エステ」「リラクゼーション・マッサージ」

「専門店派」と回答した人を対象に、どのようなボディケア(サービス、施設・店舗)に通っているかを複数回答で聞いたところ、フルタイムで働いている人は「エステ(セルフエステサロンを含む)(57.1%)」という回答が最も多く、次いで「リラクゼーション・マッサージ(55.8%)」「整体(24.7%)」「スパ・サウナ(24.7%)」と続いた。

一人、家事・育児がメインの人は「リラクゼーション・マッサージ(40.6%)」という回答が最も多く、次いで「エステ(セルフエステサロンを含む)(31.3%)」「ヨガ・ピラティス(21.9%)」「整体(15.6%)」「スパ・サウナ(15.6%)」と続いた。

ホームケア派は「保湿ケア」が6割以上

ホームケア派は「保湿ケア」が6割以上

さらに「ホームケア派」と回答した人に、どのようなケアを行っているか複数回答で質問したところ、「保湿ケア(フルタイムの人:66.0%、家事・育児メインの人:66.3%)」という回答が最も多く、次いで「セルフマッサージ(フルタイムの人:53.2%、家事・育児メインの人:43.1%)」「筋トレ(フルタイムの人:26.2%、家事・育児メインの人:19.1%)」「エクササイズ(フルタイムの人:17.8%、家事・育児メインの人:15.8%)」となった。

フルタイムで働いている人は「美容機器ケア(フルタイムの人10.3%、家事・育児メインの人6.2%)」という回答が1割を超えた一方で、家事・育児がメインの人は最も割合が低いという違いがあった。

過半数が現在のボディケアの効果に不満

過半数が現在のボディケアの効果に不満

次に、「現在行っているボディケアの効果に対する満足度」を聞いたところ「とても満足している(フルタイムの人:8.3%、家事・育児メインの:5.2%)」「やや満足している(フルタイムの人:38.3%、家事・育児メインの人:29.7%)」「あまり満足していない(フルタイムの人:39.1%、家事・育児メインの人:44.7%)」「まったく満足していない(フルタイムの人:14.3%、家事・育児メインの人:20.4%)」という結果になった。

フルタイムで働いている人、家事・育児がメインの人ともに、現在のボディケアの効果について満足していない人が過半数を占めることがわかった。

ボディケアの目的は「健康」と「美容」が拮抗

ボディケアの目的は「健康」と「美容」が拮抗

さらに「ボディケアはおもに健康と美容どちらのために行っているか」質問したところ、「健康のため(フルタイムの人:47.8%、家事・育児メインの人:53.8%)」「美容のため(フルタイムの人:52.2%、家事・育児メインの人:46.2%)」という結果となった。

フルタイムで働いている人は美容のために、家事・育児がメインの人は健康のためにボディケアを行っている人がややが多いことが明らかとなった。

本調査結果から、30代、40代女性の日々のボディケアは、ホームケア派が約9割と圧倒的に多いことがわかった。その一方で、現在のボティケアの効果に満足していない人が過半数を占めており、特に家事・育児がメインの人はその傾向が顕著に表れている。

家でいながらにして短時間でケアができ、かつ効果が目に見えるボディケアアイテムへの潜在的ニーズは高いと言えそうだ。

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