au PAY マーケット、購入歴のあるユーザーに再購入を促す「自動販促オプション」追加機能の提供を開始

ECのミカタ編集部

auコマース&ライフ株式会社は、運営する総合ショッピングサイト「au PAY マーケット」において、出店店舗向けに、購入歴のあるユーザーに対して継続的な買い物を促進するための「自動販促オプション」追加機能の提供を開始したと発表した。

自動配信メールで再購入や継続購入を促進

同社は、2021年10月に店舗管理システム「Wow! manager」において、au PAY マーケットの商品ページを訪れた上で商品購入には至らなかったユーザーを対象に、商品の割引クーポンを自動配信する「自動販促オプション」の提供を開始。

今回リリースした追加機能は、初めて買い物をしたユーザーをセグメントし、以降au PAY マーケットに来訪がないユーザーや、購入から時間が経過しているユーザーに対して、サンキュークーポンを利用して買い物ができる商品をメールにて自動配信することが可能になる。

さらに、ユーザーのサイト内閲覧履歴などのデータレコメンドを用いて配信内容をパーソナライズすることで、出店店舗はユーザーに対し効率よく継続的な買い物の促進や購入機会の提案ができる。またユーザーは、クーポンで利用可能な商品をいち早く知ることが可能となり、お得に買い物が楽しめる。

「自動販促オプション」機能追加について

「自動販促オプション」機能追加について

◆追加機能概要
初めて買い物をしたユーザーをセグメントして、前回の買い物からau PAY マーケットに来訪がないユーザーや、購入から時間が経過しているユーザーに対して、サンキュークーポンを利用して買い物ができる商品を自動でメール配信できるオプションサービス。

◆利用方法
自動販促オプションの5,000円プランへの申し込みと販促オートメーション内のサンキュークーポンの発行で、店舗側で初めて購入したユーザーに対して、サンキュークーポンが利用可能な商品を配置した自動配信メールで継続的にアプローチができる。

◆提供開始日
2022年2月24日:自動販促オプションのサンキュークーポン発行機能リリース
2022年3月中旬以降:配信開始

自店を思い出してもらい継続的な関係作りのきっかけに

au PAY マーケットのようなECモールは、プラットフォームとしての集客力はあるものの、「たまたま検索でそのショップやその商品にたどり着いた」というケースが多く、ユーザーは「○○というショップで買い物をしている」という感覚が薄い。

ショップに対する意識が低いユーザーに自店での再購入を促すためには、ショップ側からOne to Oneのコミュニケーションを取って、ショップの存在を思い出してもらうことが大切だ。今回追加された機能は購入歴のある店舗での再購入を促す設計となっているため、継続的な関係を築くためのきっかけとして活用できそうだ。

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