接客チャットツール「チャネルトーク」、Shopifyからの顧客情報インポート機能をリリ ―ス

ECのミカタ編集部

株式会社Channel Corporation(所在地:東京都新宿区、CCO:坂本彩)は、同社が提供するAll-in-one接客・CRMチャット「チャネルトーク」が、Shopify(ショッピファイ)からの顧客情報インポート機能をリリースしたと発表した。ECサイトの増加により新規顧客の獲得が難しくなっていると言われている中で、新機能は、ナーチャリングを実現し長期的な利益につなげられるように開発されたという。

リピーター化させるCRMへの注目が高まる

新型コロナウイルスの蔓延により、EC化率は増加傾向にある。今後競争が激化していくことが明白な中、従来の一括的なコミュニケーションでは、顧客1人ひとりに合わせた提案はできず、売上アップにつなげることは難しい。こうした背景から、過去に購入したりサイトに訪問したりしたが継続的な購入に至らなかった休眠顧客を、リピーター化させるCRM(顧客関係管理)が注目を集めている。

今回リリースされたShopifyの顧客インポート機能を活用し、顧客1人ひとりの情報を収集し、それぞれに適切なコミュニケーションやマーケティングをすることで、中長期的な売上アップが叶えられるという。

新機能概要と活用のメリット

新機能の活用により、以下のことが実現できる。

①顧客をセグメント化されたマーケティング配信で、リピート率アップ
・メールや電話番号といった連絡先だけでなく、累計注文回数や累計注文金額といった購入履歴に関する情報も取得
・取得した情報をもとに顧客の購買行動をセグメント分けし、マーケティング配信
・顧客のニーズに最適なマーケティング配信により、既存顧客のリピーター化を実現

②サイトに訪問した新規顧客の購入率をアップ
・カゴ落ちしている顧客をフィルタリングしアプローチ
・配信したマーケティングのクリック率やコンバージョン率を確認し、マーケティングの効果を最大化

③VIP顧客との長期的なコミュニケーションを実現
・一定金額/回数を購入している顧客へアプローチ
・顧客をファン化し長期的に安定した売上を実現

熱狂的ファンを作る接客チャット

チャネルトークは「ビジネスの”持続可能な成⻑”をサポート」することをミッションに、その成⻑の原動力である「顧客」とビジネスをつなぐ「熱狂的ファンを作る接客チャット」。現在、EC を中心に 70,000 サイトに導入されており、従来の受動的に顧客の問題を解決するカスタマーサポートにとどまらず、より積極的に顧客体験向上や接客、顧客管理(CRM)、 ブランディング、ファン作りを行うカスタマーサクセスとしても活用できる。

今回の新機能は、カゴ落ち顧客や休眠顧客へのアプローチや、ロイヤル化のためのコミュニケーションを通じた、顧客との中長期的な関係構築・維持に寄与するだろう。ECビジネスにおいてチャネルトークが果たす役割はますます拡大しそうだ。

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