フューチャーショップが自社EC調査レポート後編を公開、約6割が「今後顧客データを活用予定」
株式会社フューチャーショップ(本社:大阪市北区、代表取締役:星野裕子)は、同社が運営するSaaS型ECサイト構築プラットフォーム「futureshop」「futureshop omni-channel」を利用中のEC事業者に「EC活用の実態とアフターコロナの展望についてのアンケート」を実施。その結果得た、250の回答からECモール運営状況や実店舗との連携などをまとめた自社EC調査レポートを作成した。
後編となる今回の自社EC調査レポートでは、「ECモール出店状況」や「実店舗運営状況」をインフォグラフィックにまとめている。レポートは、「自社EC、ECモール、そして実店舗。日本のEコマース調査2022(後編)(https://www.future-shop.jp/magazine/2022ecsurvey-2)」からダウンロードできる。
回答者の3割超が「アパレル・ファッション」
回答者の運営ECサイトの業種を聞いたところ、「アパレル・ファッション」が34.4%でトップ。「日用品・雑貨・インテリア(16.4%)」「食品スイーツ(12.0%)」「ブランド品・スポーツ・DIY(8.8%)と続いた。
futureshopを選んだ理由トップは「サポートが充実」
次にfutureshopを選んだ理由を尋ねると、上位は「サポートが充実している(49.6%)」「同業者や制作会社から紹介された(38.0%)」「ページの作り込みの自由度など自社ブランド訴求に適している(31.2%)」という結果になった。
「現在ECモールに出店している」は72%
ECモールの出店状況を聞いたところ、「現在ECモールに出店している」が72.0%を占めてトップに。「これまでECモールに出店したことはない」が21.2%、「過去にECモールに出店していたが、今はしていない」が6.8%となった。
53.6%が実店舗を「運営している」
続いて実店舗の運営状況を尋ねると、「運営している」が53.6%、「運営していない」が46.4%で、実店舗を持つ事業者がやや多い結果となった。
顧客データは「これから活用する予定」が約6割
さらに、顧客データを基にしたCRMといった自社ECでの顧客データ活用状況を聞いたところ、「活用できていないが、これから活用する予定」が59.6%と過半数を占めた。次いで「活用できている(30.0%)」「活用できていないし、これからも活用する予定はない(10.4%)」の順となった。
ECモールと違って、自社ECは顧客データを自社の「資産」として蓄積・活用できるのが強みだ。現状はまだ顧客データを十分に活用できていない事業者が多いようだが、顧客データを基にしたコミュニケーションを積極的に行うことで、リピーター化やLTVの向上が図れるのではないだろうか。