EC発の寝具インテリアブランド「EMOOR」、あえて売らない体験ショールームをオープン

ECのミカタ編集部

EC発の寝具インテリアブランド「EMOOR」を運営する株式会社エムール(本社:東京都立川市、代表取締役 高橋幸司)は、至福の睡眠®を体験できる「EMOOR体験ショールーム」を2022年4月14日に東京都立川市にオープンした。ショールームでは、マットレス・まくら等の寝具を茶室をモチーフにした完全個室でゆっくり試すことができるという。

至福の睡眠を体験するための空間

同社はこの体験ショールームを、枕やマットレスを売るための店舗ではなく、ユーザーに「至福の睡眠を体験していただくための空間」と位置づけている。そこにいるだけで心身が休まる空間で、実際にエムールの商品に触れながら「寝る・座る」が体験でき、体験は完全無料となっている。

寝具の寝試しは、本来、実際の寝室に近い環境でじっくりと行うべきだが、百貨店やショッピングモールでは照明が明るすぎたり、スタッフの視線や人の往来が気になったりしがちだ。一方、EMOOR体験ショールームでは、選んだ寝具を茶室を模した個室で寝試しでき、人の目を気にせず、五感をフル活用してぴったりの寝具を選ぶことができる。

至福の睡眠を実現する空間づくり

天井には赤松木炭をもとにつくられた天然炭塗料、壁には珪藻土を用いることで、脱臭消臭・調湿された、安全で澄んだ空気を寝室にもたらす。

寝台には宮崎県産の飫肥杉(オビスギ)を取り入れることで、人の肌になじみやすい温度と感触、安らぎの香りを与える。また、良好な睡眠をもたらす寝室の木材使用比率にも配慮した設計となっているという。

「寝る」と「座る」に関する商品を用意

体験ショールームでは、1,700種類以上のオリジナル商品群から、「寝る」と「座る」に関する商品を複数点ずつ用意している。体験できる商品は事前にホームページや公式オンラインショップで確認することができる。

◆寝る
・ベッドマットレスの触感と折りたたむことができる敷き布団の特徴を引き継いだ三つ折りマットレス
・形状、素材や触感が異なる10種類以上のまくら
・空間の有効活用ができる折りたたみベッドや畳ベッド

◆座る
・立ち座りをサポートする高座椅子

EC企業が体験ショールームをつくった背景

EMOORは、ECを通して日本や海外のユーザーに向けて、オリジナルの寝具インテリアを企画販売するD2Cブランドだ。創業以来16年、企画から販売まで一貫して手がけることで生み出した質実剛健なプロダクトを、ECを通して買いやすい価格で提供するスタイルをとっている。

利便性を追求するEC企業が「売らないショールーム」を自社で構えるケースは稀だが、ECが唯一提供できない実体験を埋めるための最後のワンピースとして位置づけ、良質な睡眠やくつろぎを求めるユーザーコミュニケーションを通して、より良い商品開発とECサービスの提供につなげていきたいという。

あえて売らないショールームがユーザーにどのように評価され、どのようにブランド体験を変えていくのか、反響が気になるところだ。

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