Shopifyアプリ「チャネルトーク」と「Appify」が技術提携、LTVを向上する接客・CRM搭載モバイルアプリ開発ソリューションをリリース

ECのミカタ編集部

Shopifyアプリ「チャネルトーク」と「Appify」が技術提携、LTVを向上する接客・CRM搭載モバイルアプリ開発ソリューションをリリース

株式会社Channel Corporation(所在地:東京都新宿区、CCO:坂本彩)は、同社が提供するAll-in-one接客・CRMチャット「チャネルトーク」が、ノーコードアプリ開発プラットフォームの「Appify(アッピ ファイ)」を運営する株式会社Appify Technologies(本社:東京都港区 代表取締役:福田涼介)と技術提携を締結し、Shopifyで構築した自社ECの「LTVを向上」させるための、接客チャット・CRM搭載モバイルアプリ開発ソリューションをリリースすると発表した。

さらに高まるLTV向上の重要性

EC業界における競合の増加に伴い、長期的に売上を伸ばしていくためには、顧客1人ひとりのLTV(ライフタイムバリュー/顧客生涯価値)を増加させるCRM施策が重要になっている。

今までは、SNSや他社プラットフォームで顧客接点を持つブランドがほとんどであったが、マーケティングコストの増加や顧客情報をもとにしたパーソナライズされたコミュニケーションが難しく、思うように新規顧客の獲得・リピーター化が望めないといった課題があった。

自社で自由に活用できるCRM基盤の構築が可能に

そんな中、EC業界では、他社SNS・プラットフォームにとらわれない「自社内でカスタマードリブン(顧客起点)なコミュニケーションをする」時代が到来している。

Shopifyで作ったECサイトをAppifyがアプリ化し、Shopifyの顧客データをすべて取り込めるチャネルトークのCRM機能を活用することで、自社で自由に活用できるCRM基盤の構築が可能となる。さらに、従来のSNSやコミュニケーションツールとは異なり、メッセージ配信、プッシュ通知には従量課金などは発生しないのでリーズナブルな価格で運用ができるという。

Shopifyアプリである「チャネルトーク」と「Appify Mobile」を両方インストールすることで、Shopifyで構築したECサイトをアプリ化、さらに接客・CRM機能が追加される。これにより、既存顧客のLTVを向上させ、顧客を自社ブランドのファンにさせるエンゲージメント戦略を可能にする。

機能概要とメリット

◆接客チャット: アプリだけで全ての顧客コミュニケーションが完結
自社アプリ内のメニューの「お問い合わせ」ボタンを押したときに、チャネルトーク(問い合わせ画面)が開くので、従来はメールなどサイト外で発生していたやり取りが自社アプリ内で完結。さらに、自社アプリ内で、問い合わせ対応だけでなくシナリオ型チャットbotや自動メッセージ機能を使用した自動対応も可能となる。

こうした機能を活用することにより、スムーズなコミュニケーションが可能となり、顧客体験の向上とコンバージョン率の向上が見込める。

◆CRMマーケティング: 自社アプリにShopifyの顧客情報を取り込み、顧客情報をもとにプッシュ通知
Shopifyで取得した累計注文回数や累計注文金額といった購入履歴に関する情報によって、パーソナライズ化されたマーケティング配信を実現。メッセージ配信、プッシュ通知には従量課金などは発生しないため、リーズナブルな価格で運用ができる。

顧客1人ひとりに最適なプッシュ通知をすることで、サイトへの再訪問を促しやすくリピーター化につながる。

今回の技術提携に対し、「チャネルトーク」と「Appify」を活用している企業は、「待ちに待った待望の連携(17kg 顧問 作井 正太朗氏)」などと期待を寄せる。

ユーザー情報に基づいたコミュニケーションがアプリ上で完結することから、EC事業者にとってはもちろんのこと、「自分に合った情報が最適なタイミングで届く」という点でエンドユーザーにとってもメリットがありそうだ。

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