PayPayフリマがZOZOのWEARと今夏連携へ WEAR上のファッションアイテムを手軽に出品・購入可能に

ECのミカタ編集部

ヤフー株式会社(以下、Yahoo! JAPAN)が運営するフリマアプリ「PayPayフリマ」は、株式会社ZOZO(以下、ZOZO)が運営するファッションコーディネートアプリ 「WEAR」と連携し、フリマ機能の提供を開始について公表した。

SNS連携は初

Yahoo! JAPANが運営するフリマアプリ「PayPayフリマ」は、ZOZOが運営するファッションコーディネートアプリ 「WEAR」と連携し、「WEAR」に投稿されたファッションアイテムを手軽に出品・購入できるフリマ機能を今夏、提供を開始する予定だとしている。なお「PayPayフリマ」の機能がSNSに連携されるのは今回が初めてだという。

今回、「WEAR」と「PayPayフリマ」が連携し展開する「ファッション特化型ソーシャルコマース」では、これまでのファッションコーディネートの投稿・閲覧に加え、ファッションアイテムのユーザー同士の売り買いを「WEAR」上で手軽に楽しめるとのことだ。

機能概要

Yahoo! JAPANとZOZOはこれまでも、「PayPayフリマ」において、ZOZOが運営するファッション通販サイト「ZOZOTOWN」で購入した商品を手軽に出品できる機能「持ち物リスト」を提供し、「ZOZOTOWN」のアイテムデータを活用した出品連携によるスムーズな出品体験、「PayPayフリマ」と「ZOZOTOWN」ユーザーのファッションサイクルを促進してきた。

今回、「WEAR」の「WANT(欲しい)」ボタンで、コーディネートの投稿者が持っているアイテムに対して出品をオファーでき、例えば憧れのファッショニスタの着用アイテムなどに対して気軽に購入意思を示すことも可能だ。

「WEAR」に出品されたアイテムは、「PayPayフリマ」にも同時出品できるため、幅広いユーザーとファッションアイテムの取引を通じて、ファッションの楽しみを分かち合うことができるとしている。

広がる連携とCtoCの利便性向上

CtoC-EC(個人間取引)市場が拡大する中、「PayPayフリマ」は、キャッシュレス決済サービス「PayPay」アプリのトップ画面から利用できる「PayPayフリマ」ミニアプリを提供するなど、幅広いユーザーが個人間取引を楽しめるよう、他サービスとの連携を進めきた。

また、「PayPayフリマ」は昨年、ユーザー同士が自由にアイテムについて情報交換できる投稿機能を導入し、ユーザー間のアイテムの売買だけでなく、コミュニケーションによってアイテムとの出会いや発見を創出する「ソーシャルコマース」戦略を推進している。

2013年にサービスを開始した「WEAR」は、アプリダウンロード数1,600万を突破し、1,200万件を超える多種多彩なコーディネートが集まるファッションSNSとして成長している。今回、公表された新たな連携で、その価値がさらに高まることになりそうだ。

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