初期費用0、最短2ヶ月開発のネットスーパーアプリをリリース エブリー×ベクトルワン×ココネットの業務提携で実現

ECのミカタ編集部

『DELISH KITCHEN』を運営する株式会社エブリー(本社:東京都港区、代表取締役:吉田 大成)は、セイノーホールディングスグループの株式会社ベクトルワン、ココネット株式会社と業務提携し、小売事業者が自社ネットスーパーアプリをスピード導入できるプラットフォームの提供を開始した。

事業提携のねらい

エブリーは、月間総利用者数5,600万人を超えるレシピ動画サービス『DELISH KITCHEN』を運営し、管理栄養士など食のプロによって考案されたレシピの総数は4万5千件以上だ。2018年からは、小売業の集客と販促の強化、またメーカー商品の訴求機会の創出を目的とした店頭デジタルサイネージの導入を進めてきた。「アプリユーザー評価」「ウェブ利用者数」「SNSファン数」「レシピ動画数」「サイネージ広告出稿社数」は、同社調べでそれぞれ国内No.1を達成しているとのことだ。

セイノーグループのココネットは、食品の配送「お買い物サービス」や用聞き、見守りといった地域のコンシェルジュ機能を提供しており、ハーティスト(食品・日用品のお届けスタッフ)を全国に展開している。

また、同グループのベクトルワンは、ラストワンマイル狭域配送システム『DSS(Delivery Solution SaaS)』やネットスーパーシステムを提供しており、年間処理件数は440万件以上の実績を有する。ネットスーパーのシステムから宅配のラストワンマイル物流リソースまでをワンストップで提供することにより、社会課題である買い物弱者の解決を進めている。

3社が業務提携することで、アプリ運営をはじめ、顧客データ分析やデジタルマーケティングの支援、ネットスーパーシステムから配送まで、それぞれのアセットを活かしたネットスーパーアプリの基盤を提供し、小売事業者の課題解決をサポートするとしている。

ネットスーパーアプリ概要

初期費用が無料で、運用後の改修やアプリストアへの申請、サーバー運営、一次問い合わせ対応などのアプリ運用支援全般も、導入店舗数に関わらず一律の運用コストで導入しやすい仕組みだという。ゼロからの導入でも最短2ヶ月でのスピード導入が可能だとしている。

また『DELISH KITCHEN』が持つレシピ動画コンテンツを起点にした訴求で、難しいとされている生鮮商品の購買促進もサポートする。さらに、事前予約での宅配に加えて、店頭受取り、クイックコマース等の機能を搭載予定とのことだ。受け取り方法に応じた価格変更や送料変更にも対応し、消費者の柔軟な買い物の実現に寄与する。

「小売スーパーアプリ」を目指す

公表に際してエブリーでは次のように述べている。

「国内のネットスーパー市場は、2020年度に2.2兆円超の市場規模となり、コロナ禍の追い風も受けて拡大傾向にあります。小売事業者の大手各社も、今後5〜10年で大きな成長目標を掲げており、競争の激化が推測されます。しかしながら、我々はネットスーパーにおける消費者の商品選びからリピート・定着に至るまでには、フェーズごとに課題が存在し改善の余地があると考えています。

これらの解消を図るべく、エブリーは、ネットスーパーのシステム提供実績のあるベクトルワン、全国配送網の基盤を持つココネットと業務提携を締結いたしました。エブリーが提供するネットスーパーアプリは、今後複数のアップデートを予定しています。クイックコマース機能や、広告機能、店舗の商品訴求、デジタルチラシ、クーポン機能の搭載、そしてさまざまな事業者との提携など、”小売スーパーアプリ”を目指し、小売事業者が消費者に対して『オールインワン』でサービスを提供できる世界を目指してまいります」

同社も述べているように食品ECはその市場規模を拡大させているが、一方で小売業者がそこへ参入する上では少なからずハードルも存在する。その上で今回、エブリーがベクトルワン、ココネットとの業務提携通して、ネットスーパーアプリの提供を開始した。

最短2ヶ月で開発でき、初期費用ゼロ、アプリ運用から顧客データ分析、商品管理、配送までオールインワンのソリューションで、その課題に対応し、食品EC市場のさらなる発展に寄与することに期待したい。

ECのミカタ通信23号はこちらから


記者プロフィール

ECのミカタ編集部

ECのミカタ編集部。
素敵なJ-POP流れるオフィスにタイピング音をひたすら響かせる。
日々、EC業界に貢献すべく勉強と努力を惜しまないアツいライターや記者が集う場所。

ECのミカタ編集部 の執筆記事