アマゾンが札幌事業所を移転、オープン記念に北海道フェアを開催

2つの理由から

アマゾン ジャパンは10月21日、今月10日にカスタマーサービスセンターの札幌事業所を移転し、同日、新しい事業所にて開所式を実施したと発表した。

同社は2000年11月1日より日本でサービスを開始しており、札幌事業所は2001年1月にオープンし、顧客からの問い合わせ対応を中心に業務を行ってきた。

同事業所はオープンから13年以上にわたり事業を展開しており、同社は今回、事業拡大に伴い移転を決定した。

同社が移転を決定したのには2つの理由がある。

1つ目の理由は、札幌の中心に事業所を構え、従業員により働きやすい職場を提供することで、拾い範囲への雇用機会の創出やサービスの質を向上させることを狙いとしている。

長期的に勤務できる職場を作ることが、カスタマーサービスのノウハウの蓄積、向上につながり、北海道からグローバル規模での活躍を実現できるキャリアを構築する場の提供を目指す。

もう1つは、顧客の多様化するニーズに対応するため、サービスの更なる強化を図ることを目的としており、出品事業の「Amazonマーケットプレイス」や電子書籍端末「Kindle」を含む顧客の増加に対応する。

オープン記念

同社は今回の新事業所の移転を記念し、11月上旬に札幌場外市場特集にあわせた「北海道フェア」を開催する。

同社では「Nipponストア」として、2010年から全国各地のご当地グルメや特産品のPR・販売支援を目的とした各都道府県の常設物産展フェアを開催しているが、中でも北海道フェアはこれまで3回実施され、毎回全国の利用者から好評を得ている。

今回は札幌場外市場からおよそ8店舗、約300点の商品が新たに出品予定で、北海道の名産品をより手軽に楽しむことができる。