ソウルドアウト、ビジュアル探索ツール「Pinterest」の広告運用支援を開始
ソウルドアウト株式会社(本社:東京都文京区 代表取締役会長CGO:荻原猛)は、2022年5月よりβ版にて配信開始しているビジュアル探索ツール「Pinterest アド」の運用サービスを6月1日より正式に開始したと発表した。
ユーザー数が急速に増加する「Pinterest」
「Pinterest」は、生活のあらゆるシーンを彩るアイデアを次の行動につなげるためのプラットフォーム。Webサイトや Pinterest上にある気になる画像を自分のボードにピン(保存)して収集。自分の気になる領域において新しい発見を得ることや、未来の行動のための情報収集をすることがサービスの軸となっている。
パンデミック以降、グローバルで1億人を超えるユーザーを獲得し、過去最大の成長を記録。月間アクティブユーザーは4億人を突破した。
日本においては、直近2年間で検索数は2.4倍に、ピンの保存数も1.6倍に増加。生活のアイデアを探すユーザーが増えており、ユーザー数が急速に増加している。
Pinterest アドの3つの特徴
「Pinterest アド」は、Pinterest上に掲載できる運用型広告のこと。近年のSNS広告は、SNS利用者の増加や、顧客体験向上に向けたSNS施策へのニーズの高まりにより、市場規模が拡大しつつある。
そのような状況下で登場した「Pinterest アド」では、画像からWebサイトへ直接遷移できるため、購買につながりやすい流れを作ることが可能。Pinterestユーザーは、自分の暮らしをさらに豊かにするアイデアをビジュアルで発見するために利用しているため、不動産、家具・インテリア、アパレルなどのECとの相性が良く、これから市場が伸びると予測されている。
「Pinterest アド」には次のような3つの特徴がある。
①新メディアとして潜在顧客へリーチ可能
Pinterestでは上位検索の97%を非指名検索が占めている。ブランド名で探すのではなく「インテリア 収納」や「ウェディングブーケ」など一般的な言葉で検索されることが多いため、まだ全国的な認知度が低くても、商品力やビジュアルをもとに知ってもらえる機会が多くなる。
②利用ユーザーの興味関心度が高い
Pinterestユーザーの心理として、未来の行動のための情報収集をすることが多いため、前向きにアイデアを探している人に効果的にリーチできる場所として活用できる。商品購入アイデア探しにPinterestを利用するウィークリーユーザーの割合は5人中3人といわれる。
③購買力のあるユーザーが多い
「日本のPinterestユーザーの43%が世帯年収600万以上」「日本のPinterest ユーザーは、非ユーザーと比較し90%以上の確率で高所得世帯」といったデータが発表されており、購買力の高い潜在顧客にいち早くアプローチができる。
「Pinterest アド」の運用を一貫支援
ソウルドアウトが提供する「Pinterest アド」の運用サービスは、3つのグループからなるプロジェクトチームで支援体制を構築している。
SNS広告の運用やクリエイティブの戦略を探求してきた「SNSマーケティング/ADクリエイティブ推進グループ」と、フィード広告領域で成果をあげてきた「テックスタジオグループ」。アドテクノロジー領域で様々なソリューションを研究・開発してきた「デベロップメントグループ」。これらのチームから組成された「 Pinterest アドプロジェクトチーム」が、カタログ実装・クリエイティブ制作・運用まで一貫して支援する。
「SO リストカ」が「Pinterest アド」との連携を開始
さらに「Pinterest アド」を最適化するため、同社が提供する「SOリストカ」が「Pinterest ダイナミック広告」のデータフィード生成に対応した。
累計90アカウントにて実装実績がある本ツールは、顧客企業の商品データを各配信先の媒体のフォーマットに合わせて自動で変換。Webサイトをクローリングして商品情報(商品名・商品画像・価格・商品説明文など)を取得する機能を搭載しており、効率的にダイナミックリターゲティング広告の実装から配信までを請け負うことができる。
そのため、「SO リストカ」を利用することで、Pinterest上で商品データを活用した費用対効果の高い広告の配信が可能となる。また、他ツールと比較しても低価格かつ、フィードの作成からタグ設定と運用まで一気通貫で対応できるため、フィードの最適化のスピードと精度が高いのが特徴だという。
Pinterest は、2022年6月1日に日本における広告事業を正式に開始したばかりだ。Pinterest の広告は、数十億ものピンのデータを基に、各ユーザーにとって興味関心の高いアイデアとして最適なタイミングで表示されるため、コンテンツのひとつとして受け入れられやすい点に特徴がある。今後「Pinterest アド」は、運用型広告の主要メニューのひとつとして、ますます注目を集めそうだ。