「Lメンバーズカード」、スマレジの購買データを基にLINEのメッセージ配信が可能に

ECのミカタ編集部

合同会社Oblivion(所在地:東京都千代田区平河町1-6-15、代表取締役社長:佐藤日出輝)は、同社が展開する、会員登録や会員証の提示をスムーズにし、多くの業種に対応する豊富な拡張機能を持った「Lメンバーズカード」が、株式会社スマレジ(本社:大阪市中央区、代表取締役:山本博士)が提供する、iPadなどのタブレットを利用したクラウドPOSレジ「スマレジ」の購買データを基に、LINEメッセージが配信できる機能を公開したと発表した。

LINEで会員証を提示できる「Lメンバーズカード」

「Lメンバーズカード」は、LINEミニアプリ上で完結し、多くの業種に対応する豊富な拡張機能を持ったデジタル会員証サービス。Lメンバーズカードを店舗や企業に導入することで、スマホアプリのインストールや面倒なログイン作業が不要で、LINEさえあればすぐに会員証・ポイントカードの提示が可能になる。

店舗側で事前に項目設定した会員登録フォームを最初のLINEミニアプリアクセス時に表示し、会員登録を促すことが可能。登録された会員情報は、店舗の管理画面にてそれぞれ簡単に確認することができる。

スマレジの購買データを基にメッセージ配信が可能に

今回新たに「Lメンバーズカード」において、スマレジに登録されている購買データを基に、ユーザーへのLINEメッセージ配信が可能となった。メッセージ配信で活用するデータは以下の通りだ。

1.取引日
2.利用店舗
3.購入商品の部門
4.購入商品の部門グループ
5.購入した商品

LINEメッセージ活用のメリット

スマレジの購買データを基にLINEメッセージ配信を行うことで、以下のようなメリットが期待できる。

①特定のユーザー層だけに絞って、LINEメッセージを配信できる
②店舗別、商品別など、より細かい販促施策を実行できる

また、本機能を活用することで、以下の施策が可能となる。

・特定の店舗を利用したユーザーに対して、「店舗限定イベント開催」のLINEメッセージを配信する
・特定の商品を購入したユーザーに対して、「関連商品をおすすめ」するLINEメッセージを配信する
・特定の期間に商品を購入したユーザーに対して、「期間限定クーポン」のLINEメッセージを配信する

送信できるLINEメッセージの種類

Lメンバーズカードの「メッセージ配信機能」では、下記の種類のLINEメッセージの配信が可能。豊富なメッセージタイプを組み合わせてLINEメッセージ配信を行うこともできるという。

・テキスト
・画像
・動画
・クーポン
・アンケート
・位置情報
・イメージマップ(画像のタップ領域を自由に設定できるメッセージ)

オンライン・オフラインを問わず、LINEを活用したマーケティングはさまざまな場面に広がっているが、LINEマーケティングで成果を出すためには、ユーザーの行動データに基づいたパーソナライズが重要になってくる。今回、スマレジの購買データを基にLINEのメッセージ配信が可能になったことで、より精度の高い、きめ細やかなマーケティングの実行につながりそうだ。

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