【マネーフォワード・ビジネスカード】に事前チャージ不要でカード決済ができる「あと払い機能」を追加

ECのミカタ編集部

株式会社マネーフォワードは、『マネーフォワード ビジネスカード』において、「あと払い機能」を正式に開始した。

事前チャージなしにカード決済が可能に

マネーフォワードは、SaaS基盤を活用したFintechサービス『マネーフォワード Pay for Business』を展開している。今回、『マネーフォワード Pay for Business』の決済手段として提供している、個人事業主・法人向けの事業用プリペイドカード『マネーフォワード ビジネスカード』において、「あと払い機能」を開始した。これにより、利用者は事前にウォレットにチャージすることなくカード決済を行うことができるようになった。

『マネーフォワード ビジネスカード』は、一取引あたり最大5,000万円の高額決済が可能な個人事業主・法人向けの事業用プリペイドカードだ。『マネーフォワード クラウド』との連携により、リアルタイムで取引データを取得し、スピーディな月次決算、経費処理を実現する。与信審査不要で、リアルカードやバーチャルカードを原則何枚でも発行できるため、従業員ごとにカードを配布することで、経費支払の用途にも利用できる。

「あと払い機能」概要

「あと払い機能」概要

「あと払い機能」は、事前チャージ不要で『マネーフォワード ビジネスカード』での支払いが可能になる機能だ。『マネーフォワード クラウド』上の会計データに加え、連携している銀行口座の残高や入出金履歴をもとに、同社が独自の与信審査を行い日々の利用限度額を算出する。独自の与信審査ロジックにより、最大10億円の利用限度額を提供する。

利用手数料は無料で、当月の利用金額を翌月20日(土日祝の場合は翌営業日)に口座振替で支払うことができまる。初回利用の際は、最短10分で与信審査が完了し、プリペイド機能との併用も可能だ。

◆特徴

▷決算書不要・最短10分で与信審査完了
▷独自の与信審査ロジックで最大10億円の利用限度額を提供
▷当月の利用金額を翌月20日に口座振替、出金タイミングを遅らせてキャッシュフローを改善可能
▷事前チャージ不要で、残高が不足している場合でも決済可能

Fintechの面からビジネスを後押し

このように今回、追加された「あと払い機能」では、独自の与信審査ロジックにより、最大10億円のご利用限度額を算出し、事前チャージ不要で『マネーフォワード ビジネスカード』での決済が可能になる。

『マネーフォワード ビジネスカード』の利用者は、複数のカードを発行することなく、同じカードで「あと払い機能」も利用することができ、また「あと払い機能」を利用した決済も、支払先や日付、金額などリアルタイムでの取引データの取得が可能となっており、Fintechの面からECをはじめとした幅広い事業者のビジネスをさらに後押しすることになりそうだ。

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