エスキュービズム・エレクトリックとSテック、タブレットPOSレジ連動の「カスタマーディスプレイ」販売開始

Bluetooth接続対応が可能

株式会社エスキュービズム・エレクトリックは、10月28日、株式会社エスキュービズム・テクノロジー(Sテック)と、iPadやWindows8タブレットPCに対応したPOSレジソリューション『EC-Orange POS』と、Bluetoothに接続可能な対面表示型の「カスタマーディスプレイ」を共同開発し、販売を開始したと発表。

エスキュービズム・エレクトリックは、家電事業、医療・介護補助用品事業、 エコソリューション事業を展開している。一方Sテックは、EC/小売業向けの開発やソリューションを提供する会社で、両社は、2015年3月末までに、1万台の出荷を想定している。

BLE規格を採用

タブレットシステムは、店舗業務に最適化された製品だが、作業中は、消費者に会計金額などの表示ができないという難点があった。今回の開発では、その欠点が解決されるものとなった。

タブレットとダイレクトで通信・接続できるBluetooth方式としたため、複雑な設定を必要としないだけでなく、オフラインでの使用も可能。また、省電力化に優れたBLE規格を採用したことにより、飲食店など長時間の使用が想定される業種においても、対応できることとなった。

製品の特徴

「カスタマーディスプレイ」の特徴は、以下の通りとなる。
・高級感のあるブラックが基調のミニマルなデザイン
・コンパクトで省スペースを実現。どんなレジ周りにも設置することが可能
・充電式でコードレス(フル充電で約18~20時間使用可能)
・深いヘアライン加工を施すことで、指紋がつきにくく、手入れが簡単
・見やすいドットモニター液晶(サイズ:50mm×13mm)
・折りたたみ可能
・通信方式:Bluetooth/BLE