「リピートPLUS」「w2Commerce」、サイト内検索「GENIEE SEARCH for EC」との連携を開始

ECのミカタ編集部

ECプラットフォームを提供するw2ソリューション株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:山田大樹)は、ビジネスサーチテクノロジ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:工藤 智昭)が提供する、サイト内検索サービス「GENIEE SEARCH for EC」との連携を開始したと発表した。

検索体験の改善が急務に

昨今、コロナ禍やD2C化の時流を背景としたEC業界の急速な拡大・成長によって、ユーザー導線を最適化することが急務となっている。その中で、ECサイトにおいて、商品点数の増加に伴い、ユーザーが欲しい商品を見つけられず、EC事業者が商品を売り逃してしまうことが問題となっている。

また、EC事業者がサイトのコンバージョン率アップ・売上増加を実現するためにはユーザビリティの向上が不可欠であり、特にユーザーが求める情報にスムーズにたどり着く検索体験の改善が重要だ。

今回のサイト内検索サービス「GENIEE SEARCH for EC」との連携により、D2C定期通販ECサイトシステム「リピートPLUS」・オムニチャネル対応型総合ECサイトシステム「w2Commerce」を利用しているEC事業者は、サイト内の検索結果をユーザーの目的に合わせて最適化することできるようになる。これによって、サイト上の大量のデータから検索意図と合った商品情報を提供することで、ユーザビリティを向上させ、売上拡大を目指す。

機能・特徴

(1)豊富な機能で理想のナビゲーションを実現
キーワード入力時の表記ゆれ・類語検索・サジェスト機能、価格やサイズなど複数の項目からの商品絞り込み、検索結果の表示順ソート、関連商品のポップアップ表示などに対応。ユーザーを的確に目的のページへ導くことで、検索のミスマッチによる機会損失を防ぎ、売上やコンバージョン率アップが可能。

(2)検索キーワードからニーズを把握しサイト改善
検索に使用されたキーワードのログから、ユーザーがどんな情報・商品を求めてECサイトを閲覧しているかがわかる。ユーザーのニーズを把握し、サイト改善に活かすことで、売上アップが期待できる。

(3)手軽に短期間で実装可能
利用開始に必要な作業は、JavaScriptタグの設置とCSSなどによるデザイン調整のみ。APIを利用した画面組み込みやカスタマイズが不要なため、既存のシステムに手を加えず短期間で検索機能の向上が可能。

商品点数が多いがゆえの問題が表面化

品揃えを増やすことはECサイトの売上アップにつながる。その一方で、商品点数が膨大ゆえにサイト内検索を利用するものの、ヒットする商品点数が多すぎて欲しいものを探すのに苦労する、表記ゆれが原因で本来表示されるべき商品が検索結果に表示されないといった問題が生じている。

そんな中、サイト内検索の精度向上は世の中の多くのECサイトにとって急務といえるだろう。今回の連携がユーザビリティの向上とECサイトの売上アップにつながることを期待したい。

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