AIマーケティングソリューション「awoo AI」、フィード広告支援サービス「フォーカセル」と連携開始

ECのミカタ編集部

グローバルAIテックカンパニーのawoo Japan株式会社(本社:東京都新宿区 代表:林思吾)は、同社が提供するAIマーケティングソリューション「awoo AI(アウーエーアイ))において、SO Technologies株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役:山家 秀一)が提供する、多品種EC向けフィード広告支援サービス「フォーカセル」とのマーケティング機能の連携を開始したと発表した。これにより、広告による集客改善からサイト内の回遊、コンバージョンまで、幅広い課題解決を支援していくという。

集客改善からコンバージョン改善まで

経済産業省による「令和 2 年度産業経済研究委託事業(電子商取引に関する市場調査)」によると、EC化率は年々増加傾向にあり、BtoCの物販系ECでは前年比8.08%、BtoB ECでは33.5%となっている。

大手ECモールに加え独自ECサイトの開設も手軽となった昨今、ますます激化するEC業界の中で自社の商品を選んでもらうためには、集客・接客といったマーケティング施策は欠かせないものとなっている。

SO Technologiesが提供する「フォーカセル」、およびawoo Japanが提供する「awoo AI」は、いずれも商品点数が多く個別最適化が困難な多品種ECサイトと相性が良く、AI・機械学習を用いた自動最適化を通じて売上増加の効果を期待できるサービスだ。多品種ECサイトにて両サービスを活用することで、フィード広告による集客改善は「フォーカセル」、サイト内の回遊とコンバージョン改善は「awoo AI」と、幅広い課題解決が可能となる。

両社が連携することで、多品種ECサイトのさらなる売上拡大を支援できると判断し、今回の連携に至ったという。本連携に伴い、すでにいずれかのサービスを導入済の事業者は、特別料金でもう一方のサービスを利用できる。

EC向けフィード広告支援サービス「フォーカセル」

SO Technologiesは、2022年4月にローンチした「フォーカセル」によるフィード広告の支援を通じて、多品種ECサイトの売上最大化に取り組んでいる。

特に、商品単位の広告予算を最適に配分することが可能となる自動運用機能は、機械学習を用いて、季節性等に合わせた売れ筋商品の広告露出を自動で最適化することにより、人力では不可能な水準でのフィード広告経由での売上増加を実現。開発テスト段階では導入企業の85%以上で売上増加の効果が出ており、導入事例も公開されている。

AIマーケティングソリューション「awoo AI」

「awoo AI」は、直感的な検索体験で回遊と購買を生み出すAI×マーケティングソリューション。2つのアーキテクチャで成り立っている。

商品データ集積基盤である「awoo PDP」(awoo Product Data Platform)を通じて、1つひとつの商品特徴をAIが理解し、商品ごとに最適なキーワードをハッシュタグとして付与する。そして「awoo AMP」(awoo AI Marketing Platform)を通じてハッシュタグをリアルタイムに最適化し、あらゆるマーケティングチャネルに活用することが可能。この一連の仕組みによって、回遊性やCVR改善などのCX指標を高めるとともに、SEO効果も期待できる。

導入企業では、ハッシュタグを使ったSNSライクな新しい購買体験から、リアル店舗のような偶発的消費も生まれているという。フォード広告からの集客に強い「フォーカセル」と、回遊性・コンバージョン率を向上させる「awoo AI」の両方を活用することで、さらなる相乗効果が生まれそうだ。

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