Cafe24とQoo10が連携開始 EC事業者の販路拡大支援を強化

ECのミカタ編集部

「Cafe24」を運営するCAFE24 JAPAN株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:正代 誠、以下「Cafe24 Japan」または「同社」)は、eBay Japan合同会社(本社:東京都港区、代表取締役:グ ジャヒョン、以下「eBay Japan」)が運営する「Qoo10」とシステム連携を行うことを公表した。

事業者の販路拡大を支援

ECプラットフォーム「Cafe24(カフェ24)」を運営するCAFE24 JAPANは、eBay Japanが運営する総合ショッピングモール「Qoo10(キューテン)」とシステム連携を行い、8月1日(月)より「Cafe24」のECモール一元管理サービス「Cafe24 マーケットプラス」にて提供を開始することを公表した。

Cafe24のECモール一元管理サービス「Cafe24 マーケットプラス」は、これまで連携を行った海外モールに加え、拡大を続ける国内EC市場への事業者の販路拡大を支援するべく、総合ショッピングモール「Qoo10」と新たにシステム連携を実現したことになる。

「Cafe24」と「Qoo10」の連携について

「Qoo10」は、10〜30代の若年層の女性から厚い支持を得ており、特にビューティ・コスメとファッションのカテゴリの人気が高く、会員数は年々増加し現在は2000万人に及ぶ。

同社は今回の連携により「Cafe24」を利用するEC事業者は、「Cafe24 マーケットプラス」を通して、数回のクリック操作で簡単かつシームレスに「Qoo10」で商品を販売することが可能となるとしている。

また、「Cafe24 マーケットプラス」の管理画面内で、商品登録だけでなく、注文、在庫、CS管理などのEC業務を追加費用なく、一元管理することができるという。

さらなるビジネス成長に寄与

コロナ禍の巣ごもり消費の増加もあってECの利用が浸透し、現在もECの利用が拡大しつつある。2022年のEC(物販)の国内市場は前年比7.6%増の13兆5,927億円になるとの指標もあり、特にスマートフォンを経由したECの利用が国内市場の拡大をけん引している。

そうした中、今回の連携は、業務の効率化を実現しながら2000万人会員に及ぶECモールへ販路拡大することで、EC事業者のさらなるビジネス成長に寄与することになる。

同社は今後も、多くの事業者のECビジネス成長を支援するため、国内企業との連携を強化することで事業者のニーズに応えるサービス提供に力を入れるとしており、競争が激しくなるEC市場において、プラットフォームとしての価値をさらに高めることになりそうだ。

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