Cafe24がQoo10 Singaporeと連携開始 約1兆5819億円のシンガポールEC市場への展開を支援
「Cafe24」を運営するCAFE24 JAPAN株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:正代 誠、以下「Cafe24 Japan」または「同社」)は、「Qoo10 Singapore」とシステム連携を開始した。
マーケットプラスで提供開始
ECプラットフォーム「Cafe24(カフェ24)」を運営するCAFE24 JAPANは、シンガポールの総合ショッピングモール「Qoo10 Singapore」とシステム連携し、「Cafe24」のECモール一元管理サービス「マーケットプラス」で提供を開始することを公表した。
「Qoo10 Singapore」は、ファッション・ビューティ・スポーツ・デジタル・モバイル・ホームリビング・生活・食品・ベビー・エンタメ・ブック・eチケットなど取扱商品は多岐に渡る。
連携メリット
◆追加費用なく簡単な操作でシンガポールへ販路拡大
「Qoo10 Singapore」との連携により「Cafe24」で製作した自社サイトをECモール出店サービス「マーケットプラス」を通して、追加費用の発生なく、簡単なクリック操作で「Qoo10 Singapore」で商品を販売することが可能となる。コストを抑えながら、成長を続けるシンガポールのEC市場へ販路拡大が可能だ。
◆EC事業者の業務を効率化
「Cafe24」上にある商品データを「Qoo10 Singapore」でそのまま利用できるだけでなく、商品登録・変更や配送、受注情報までを一元管理することも可能だ。また、容量無制限で使えるサービスなので、商品数や受注件数に関係なく「マーケットプラス」に備えられている全ての機能を利用でき、EC事業者の業務の効率化を実現できる。
◆シンガポールの見込み顧客の信頼獲得・認知度の向上に貢献
大型ECモールの活用により、商品に対する消費者の信頼度を高めることができる。そのため、「マーケットプラス」を通して「Qoo10 Singapore」で販売することで、これまでアプローチできなかったシンガポールの見込み顧客の信頼獲得・認知度の向上に繋がり、EC事業者のショップの宣伝効果およびビジネス拡大に期待ができる。
約1兆5819億円のシンガポールEC市場
公表に際して同社では次のように述べている。
「コロナ禍の巣ごもり消費でEC市場が拡大している中、東南アジアのEC市場は、世界的にも注目されている成長が著しいマーケットです。その中でも特に、シンガポールはECによる流通が活発な国の一つです。グローバル市場調査機関『Statista』によると、2021年のEコマースの売上は約62億8,000万ドル(約8680億円)となっています。さらに2025年には114億5,000万ドル(約1兆5819億円)の売上が見込まれ、シンガポールのEC市場は今後も拡大が期待されています。
このような背景から『Cafe24』は、今後も拡大が見込まれているシンガポールのEC市場のニーズに対応するとともに、日本国内のEC事業者のシンガポール越境ECによるビジネス成長をサポートするべく、『Qoo10 Singapore』とのシステム連携に至りました。今後もCafe24 Japanは、多くの事業者さまのECビジネス成長を支援するため、国内企業との連携を強化しEC事業者さまのニーズに応えるサービス提供に力を入れてまいります」
このようにCafe24は、シンガポールのEC市場の中でも価格及び配送競争力が最も高い総合ショッピングモールとの連携により、EC事業者の更なる販路拡大によるビジネス成長に寄与することになりそうだ。