KARTE SignalsがLINE公式アカウントと連携開始 月間ユーザー9,200万人のLINE活用で一貫した顧客体験を実現

ECのミカタ編集部

株式会社プレイド(東京都中央区:代表取締役CEO 倉橋健太、以下「プレイド」または「同社」)は、同社の「KARTE Signals」がLINE公式アカウントとの連携を開始し、LINE広告で活用できるようになったことを公表した。

LINE広告活用で最適な顧客体験を

CX(顧客体験)プラットフォーム「KARTE」を提供するプレイドは、ファースト・パーティ・データ活用によりサイト内外で一貫した顧客体験を実現するソリューション「KARTE Signals」がLINE公式アカウントとの連携を開始し、LINE広告で活用できるようになったことを公表した。

KARTE Signalsは広告媒体と連携することで、自社サイトを訪問・利用する顧客のファースト・パーティ・データをサイト外での体験向上に活用できる。自社サイトでの行動データだけでなく、自社CRMの購買データやオフラインのPOSデータなどもすべて統合し、顧客とのコミュニケーションに活用可能だ。

SaaSとして提供されるので、別途の環境整備およびデータ基盤構築、その保守管理の必要もなく、ファースト・パーティ・データを広告媒体へ、より手軽に連携可能だ。KARTE Signalsは広告媒体へのデータ連携フローを自動化できるので作業の工数削減に貢献し、企業はファースト・パーティ・データの活用にリソースを集中できる。

ユーザーに合ったLINE広告配信を実現

ユーザーに合ったLINE広告配信を実現

同社は、KARTE SignalsとLINE公式アカウントがMessaging APIにより連携することで、企業が保有するファースト・パーティ・データをもとに、ユーザーの嗜好に合ったLINE広告の効率的な配信が実現できるとしている。

オンサイトやオンライン広告に加えて、月間利用者数9,200万人(2022年6月末時点)というユーザーとの関係を築くために有力なタッチポイントであるLINEとも接続し、一貫した体験を提供することを可能としている。

顧客のエンゲージメント向上に貢献

公表に際して同社では次のように述べている。

「サード・パーティ・クッキー規制が本格化する中で、ユーザーの同意を前提とした適切なかたちでのファースト・パーティ・データ活用の重要性が増しています。KARTE Signalsは、ファースト・パーティ・データをオンライン広告で活用、さらにサイト内外で一貫した顧客体験を実現することを通じて、顧客のエンゲージメント向上に貢献します」

このようにKARTE SignalsがLINE公式アカウントとの連携を開始し、LINE広告で活用可能になった。月間利用者数9,200万人を誇るLINEと連携することで、幅広くかつ高精度に顧客接点を捉えることが可能となり、ECにおけるマーケティングやプロモーションを考える上でも、有力な選択肢となりそうだ。

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