ソーシャルメディアマーケティング導入をバックアップ

Yahoo!JAPANは、Twitterのタイムラインや検索結果に広告を掲載できるサービス「Yahoo!プロモーション広告」のサービス提供を開始した。Yahoo!プロモーション広告の中小規模の広告主などを対象とした、オンラインを通じTwitterプロモ商品を提供するサービスである。
月刊アクティブユーザー数が約2億7,000万人に及ぶSNSサービスのTwitterは、ユーザーのリアルタイムの言動、感情や興味関心などが把握できる、非常に有力な広告プラットフォームである。2013年4月の米国でのスタートした中小企業向け広告出稿サービスは、以前より日本展開の日も近いとの噂が高まっていた。この度正式な国内リリースとなる。

Yahoo!プロモーション広告には「スポンサードサーチ」「Yahoo!ディスプレイアドネットワーク（YDN）」「Twitterプロモ商品」の３つの広告商品がある。
スポンサードサーチでは、検索キーワードと連動した広告を検索結果に掲載が可能。
YDNでは、Yahoo!JAPANや主要提携サイトのコンテンツページへの広告掲載が可能。
中でも特徴的なものがTwitterプロモ商品である。
Twitterプロモ商品とは、Twitter上に広告を表示することによりフォロワー以外のユーザーにも情報が届き拡散がされやすく、自社サービスの成約につながる可能性が高い「見込み顧客の獲得」につながる広告掲載サービスである。
「プロモツイート」と「プロモアカウント」の二種類のアプローチから、既存のフォロワーだけでなくターゲットにしたいユーザーにツイートをリアルタイムで届けることができ、ユーザーそれぞれの興味関心を分析しターゲットにしたいユーザーに対し、自社アカウントのおすすめができる。
Twitterプロモ商品ならではの高度なターゲティングが可能となっている。

万全のサポート体制で中小企業広告主を後押し

Yahoo!JAPANは、本サービスの基本的な使用方法から発展的な活用方法まで、徹底したユーザーサポートを行っていくとする。中小企業広告主に向け積極的にSNSマーケティングの導入を推進し、企業マーケティング活動の活性化への取り組みを強化していくとする。

新しい概念の広告展開に、参入障壁を感じてしまう中小企業広告主にはYahoo!JAPANのバックアップは嬉しいサービスであるとともに安心感にもつながるだろう。テクノロジーの進歩著しい昨今、魅力的な広告展開を探しているものの二の足三の足を踏んでしまっているであろう事業者は多いはずなので、今後は広告サービスの内容はもちろん、ユーザーサポートにも力を入れたサービスが増えていくのではないだろうか。