ピンゴルフが日本初の直販ECサイトを「ecbeing」で新規構築

ECのミカタ編集部

ピンゴルフが日本初の直販ECサイトをecbeingで新規構築

株式会社ecbeing (以下:ecbeing )は、 EC構築プラットフォーム「ecbeing」が、ピンゴルフジャパン株式会社(以下:ピンゴルフジャパン)が運営するBtoC向け ECサイト「PING ONLINE SHOP」の新規ECサイト構築に採用・導入されたことを公表した。

顧客満足度の向上を目的としたECサイトを構築

ピンゴルフジャパンは従来実店舗でゴルフ関連商品を販売していたが、近隣に店舗がない顧客に対しては上手くアプローチできていない課題認識があった。そこで、拡張性に優れているという点から「ecbeing」を採用し、ファンマーケティングができるECプラットフォームをコンセプトに顧客満足度の向上を目的としたECサイトの新規構築をおこなったとしている。

「PING ONLINE SHOP」のポイントについては、以下の通りとなっている。

◆会員情報の連携によってピンゴルフジャパンのウェブサイトを横断的に利用可能

当該ECサイトと基幹システムを連携することで、既存会員様であれば新たに当該ECサイトへの登録を要さずにサイト利用をすることができる仕組みを構築。さらに会員情報を連携させたことにより、ブランドサイトで実施するキャンペーンや各種の会員参加型施策にECサイトのログイン機能を利用可能となった。これにより、オンライン上での会員ログイン導線が一元化され、利便性向上が期待される。

◆商品の見せ方にこだわったサイトデザイン

固定ファンを多く抱えるピンゴルフジャパンは、これまでに築いてきたブランドイメージを重要視している。そのため、「PING ONLINE SHOP」のサイトトップには高級感が伝わるイメージを採用し、ファンの求めるピンゴルフジャパンのブランドイメージを損なわないデザインを目指した。また、ピンゴルフジャパンが扱う商品にはバッグやキャップ、アクセサリーなどのカテゴリをまたいでシリーズ化している商品が存在している。シリーズ化された商品であることを顧客に伝えるために、「ecbeing」独自のイベント機能を用いて商品を配置した。

◆海外限定商品がECサイトを通じて入手可能に

ピンゴルフジャパンの経営母体となるPINGは、米国に本社を有し、複数の国で商品を販売展開しているグローバル企業である。これまで、日本国内では販売されていない海外限定商品も多数存在していたが、「PING ONLINE SHOP」が公開されたことにより、これまで入手が難しかった海外限定商品の入手が容易となった。

ECサイト構築プラットフォーム「ecbeing」について

EC構築プラットフォーム「ecbeing」は、1999年のサービス販売開始以来、大手や中堅企業を中心に1500サイト以上の導入実績があるECの構築プラットフォームである。

業種や業態を問わず、戦略立案から、デジタルマーケティング、サイト制作、システム構築、運用、データセンターまでワンストップでの提供が可能となっている。

開発500名、マーケティング200名、営業、データセンターの国内最大の人材体制によって運用しやすく、マーケティング支援までサポートする売上を上げられるECサイトの構築から、会員データを活用した店舗連携のオムニチャネル対応のECサイトやスマートフォンアプリの提供が可能となっている。

ecbeingの知見を活かしながら今後もサービス展開していく

今回日本初の直販ECサイトを解説したことにあたって、ピンゴルフジャパンは以下のようにコメントしている

「パッケージソフトの機能はCRM・CMS共に充実しているため、イメージを実現する事が出来ました。また既存の会員データをECサイトに移行したことで、既存会員様には再度会員登録をしてもらう事無くサービスをご利用いただけています。今後、当社が目指すサービスの実現に向けて、ecbeingが培ってきた経験と知見を活かしながら、より良いサービス展開を実現したいと考えています」

3密の危険が非常に小さいことから、コロナ禍をきっかけとしてゴルフへの注目は急増した。そのことを裏付けるように、低迷が続いていたゴルフ上や練習場の利用者数が2020年を境に急回復している。今回ピンゴルフジャパンが構築したECサイトは、新たにゴルフへ参入した層へのアピールになることが考えられる。海外品も含め、豊富な商品から吟味することはこれまでになかった体験価値を顧客へ提供することになるだろう。

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