LINEでサブスク展開できる「サブスクライン」が「美容プライム」に導入

ECのミカタ編集部

株式会社サブスクライン(本社:東京都渋谷区、代表取締役:宇野 涼太、以下「サブスクライン」または「同社」)は、同社の「サブスクライン」について、THE MEDICAL社が開始するサービス「美容プライム」に導入するサポートを行ったことを公表した。

デジタルチケットを月額制で販売

LINE×サブスクリプションツールを提供するサブスクライン、アプリインストール不要・ログイン不要で顧客にサブスクサービスを提供できる同社の「サブスクライン」のシステムを、THE MEDICAL社が開始するサービス「美容プライム」に導入するサポートを行った。美容プライムでは、「美容医療を圧倒的にお求めやすく」のキャッチコピーを掲げ、ドクターズコスメ・内服薬が40%オフで購入できるデジタルチケットを月額制で販売するという。

「美容プライム」とは、毎月990円(税込)から利用可能な、人気ドクターズコスメを40%オフで購入できる会員制デジタルチケットサービスだ。加盟クリニックへ来院し、問診票記載後にLINEアカウント上で会員登録を行うと、チケットが発行され、1チケットの利用につき1製品の割引サービスを受けることができる。

今回、第一号の加盟クリニックである南青山コスメクリニックにて運用を開始したとのことだ。美容プライムリリースキャンペーンとして、11月入会者はチケット5枚が付与されるスタンダードプラン(通常価格:毎月1,628円)を永久に毎月990円で利用できるとしている。さらに来院者先着100名にエニシーグローパック1枚がプレゼントされる。

導入サポートの概要

導入サポートの概要

同社がまとめる導入サポートの概要は次の通りだ

◆来院者・加盟クリニックどちらも利用しやすいシステム

来院者は問診後にLINEアカウントを登録するだけで、すぐに40%オフの会員制チケットの購入が可能だ。アプリダウンロード不要・ログインIDやPW・メール認証不要で、来院者にとっての利用ハードルを下げるだけでなく、クリニック側の人的負担削減も実現する。

◆追加登録不要でEC機能との連携も可能

サブスクラインでは、LINE上で利用できるEC機能の搭載を来年1月以降に予定している。これにより、リアルとオンライン両軸でのサービス提供が可能になり、継続的な顧客接点を作り出すことのできる仕組みを実現する。

◆LINEチャット機能×会員データで会員への効果的なダイレクトリーチ/コミュニケーションルートを成立

利用状況を把握したデータを活用し、美容プライム会員限定チャットの配信が可能だ。万が一、会員側で未払いが発生した場合は、自動お知らせトークの送付も可能となっている。

[主要機能一覧]
▷サブスク自動決済機能・月会費設定
▷チケット発行・消化機能
▷来院チェックイン機能
▷会員管理(会員閲覧|会員利用分析)
▷LINEアカウント連携機能

上記以外にも、退会/再入会条件・チケット利用条件など、きめ細かなプランの設定やカスタマイズも可能とのことだ。

ドクターコスメ購入のハードルを下げる

ドクターコスメ購入のハードルを下げる

公表に際して同社では次のように述べている。

「コスメメディア『LIPS』の調査によると、コロナ禍を機にドクターズコスメ市場は日本でも拡大しつつあります。しかし、海外市場のドクターズコスメのように、ブランド数・価格帯に幅があり消費者が選択できる環境と比較すると、日本のドクターズコスメ市場にはまだまだ課題があると言われています。主な課題として『価格』と『購入方法』が挙げられており、購入することにさまざまなハードルを感じる消費者が多い状況となっています。そこで今回、THE MEDICAL社とサブスクラインの共同開発で、消費者にとってドクターズコスメを身近に感じてもらえるよう、消費者と美容クリニックをつなぐサービスを、気軽に利用可能なLINEプラットフォーム上にてリリースしました」

LINE上で自店舗オリジナルのサブスクリプション型サービス(月額制サービス)をより手軽に提供できるサブスクライン。サブスクラインには、サブスク型サービスの提供に必要な、定期決済の仕組みや顧客管理などの機能が実装されている。サブスクラインを導入することで、自店舗オリジナルのサブスク型サービスを、多くの人にとって馴染みのあるLINEを使って手軽に提供することができる。

そのサブスクラインが、美容クリニックが取り扱うドクターズコスメのデジタルチケット「美容プライム」に導入されたことで新たな成果となるとともに、サブスク型サービスの提供により、従来のフロー型の収益に加えてストック型の収益を得られるようになり、継続的な売上アップや安定した店舗経営に寄与することになりそうだ。

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