LINEマーケティングCRM「サブスクライン」がコンビニ決済対応へ 利便性高まる中、請求トラブルにも注意

ECのミカタ編集部

LTVを最大化するLINEマーケティングCRMを提供する株式会社サブスクライン(本社:東京都渋谷区、代表取締役:石川勝己)は、「サブスクライン」が新たにコンビニ決済に対応したことを発表した。

サブスクライン、コンビニ決済可能に

サブスクラインが新たな決済手段として、コンビニ決済を追加したことを2023年11月20日に発表した。対応店舗は、ファミリーマート、ローソン、ミニストップ、セイコーマートの4つ。これまでLINE内決済の利用が難しかったクレジットカードを持たないユーザーでも、手軽にサブスクリプションサービスの契約やEC、モバイルオーダーの決済が可能になる。

サブスクラインは、LINEの集客から決済まで一元管理が可能なオールインワンマーケティングCRMツール。LINE上で独自のサブスクリプションサービスやECサービスを手軽に構築、管理できるもの。コンビニ決済対応によってクレジットカードを持たないユーザーでも安心してサービスを利用できる環境を提供し、ビジネスの成長と継続的な成功を支援するとしている。

国内サブスク市場は1兆円規模に

株式会社矢野経済研究所が2022年に発表した国内サブスクリプションサービス国内市場規模は2021年度で9615億円と1兆円に迫る勢いとなっていた(※1)。2023年度に向けては1兆1483億円とさらなる増加が予測されるという。

出典元:株式会社矢野経済研究所

多様な商品を楽しめ、色々な商品を試しながら自分にあう商品を見つけられることやモノを所有する必要がなく置き場所が不要など消費者にとってメリットは大きい。企業側も定期的な購入で安定した売上を得られるなど双方にとってメリットがあるといえる。

しかし、独立行政法人国民センターへのサブスプリクションに関する相談事例として「通販サイトの有料会員に登録したメールアドレスがわからず、解約できない」「1週間の無料体験のためにダイエットトレーニングアプリをダウンロードした後、退会したと思っていたら継続課金になっていた」など誤った認識や説明不足でトラブルになる事案もあるようだ(※2)。

決済方法やサービスの拡大で利便性高まるサブスクリプションサービスだが、こういった契約時や解約時のトラブルを防ぐ対策もあわせて行っておきたい。

※1出典元:サブスクリプションサービス市場に関する調査を実施(2022年)
※2出典元:「解約したはず!」「契約してない!」と思い込んでいませんか? 予期せぬ“サブスク”の請求トラブルに注意!


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