ショップチャンネルがSTAFF STARTを導入、TV&EC回遊を支援
株式会社バニッシュ・スタンダード(本社:東京都渋谷区、代表取締役:小野里寧晃、以下「バニッシュ・スタンダード」または「同社」)は、ジュピターショップチャンネル株式会社(代表取締役社長:小川吉宏、所在地:東京都江東区、以下 「ショップチャンネル」)へ「STAFF START」を提供したことを公表した。
「ショップチャンネルピープル」として公開
バニッシュ・スタンダードは、ショップチャンネルへスタッフDXアプリケーションサービス「STAFF START(スタッフスタート)」を提供したことを公表した。新サービス「ショップチャンネルピープル」として、2023年1月24日(火)よりウェブサイト上で公開され、番組出演ゲストや商品ブランド担当者、ショップチャンネル社員のファッションコーディネートの閲覧・検索が可能となるという。
「STAFF START」は、店舗スタッフによる自社ECサイトやSNS上でのオンライン接客を可能にするスタッフDXツールだ。スタッフの投稿を通じたEC売上は可視化され、スタッフ個人や所属する店舗の実績として評価に利用されている。利用中のブランド数は2,100を超え、アパレルや化粧品、家具・家電、雑貨、サービスなど多様な業種・業界に広がっている。2021年9月から2022年8月の間に「STAFF START」で作成されたコンテンツを経由した流通経由売上は、同社によれば1,529億円を達成した。
リアルに商品理解をうながし、より身近に
ジュピターショップチャンネル株式会社マーケティング本部Eコマース部部長の岸山修氏からのコメント
「テレビショッピングでは、従来の番組だけではなく、お友達の声やSNSなどネット上に日々増えていくあらゆる情報を参考にされるお客様がどんどん増えてきています。その中で多くのお客様が抱くご要望は、『自分に似合うかどうか』『自分の体型や長所、悩みにあっているか』です。弊社では、番組ゲストや関係者の方々、ショップチャンネルスタッフがそれぞれSTAFF STARTのサービスを通じて試着、コーディネイト提案をすることで、お客様がよりリアル感を持って商品を理解し、より身近に、自分にあったテレビショッピングをお楽しみいただけるよう本サービス導入を決めました」
さらなる高満足度の買い物体験を提供へ
ショップチャンネルは、国内業界最大手「ジュピターショップチャンネル」が運営する通販およびショッピング専門チャンネルだ。ショップチャンネルにおいてファッション商品は全体の売上の30%を占めており、顧客満足度への影響も大きくなっているという。
また、日頃から番組への出演や企画により培われた、遠隔での高い接客スキルを持つ出演ゲストやブランド担当者、ショップチャンネル社員が「STAFF START」活用することで、商品を直接手に取って試着することができないために生じるサイズ選びへの不安や悩みを解消することが期待できるとしている。
生放送ならではの臨場感溢れるテレビでの番組放送と、自分にあった情報が手に入れやすいウェブ上のオンライン接客の融合により、さらなる満足度の高い買い物体験の提供を目指すとのことだ。サービス開始時点では約100ブランドに導入、その後「PLAY(動画)」機能や「スタッフレビュー」機能の導入も含め、順次拡大が予定されており、導入による、さらなる効果にも注目が集まりそうだ。