お菓子のD2C【KIDS SNACK LAB】スタート

ECのミカタ編集部

株式会社KIDS SNACK LAB(東京都世田谷区、代表取締役:古谷聖、以下「KSL」または「同社」)は、子ども向け菓子のD2Cブランド「KIDS SNACK LAB」をスタートすることを公表した。

体にやさしいお菓子のD2C

KSLは、チョコ、グミ、クッキー、チップスなどのこれまでのスナックをアップデートした、子ども向け菓子のD2Cブランド「KIDS SNACK LAB」(キッズスナックラボ)をスタートすることを公表した。「KIDS SNACK LAB」は、最新の栄養学に基づき、ビタミンやミネラルなどの毎日の食事で不足しがちな栄養素をバランスよく取り入れ、原材料は白砂糖不使用・小麦粉不使用で「体にやさしいもの」だけを使用する菓子のブランドだという。

2023年4月には、『きりかえスイッチ オレンジグミ』『ハードなハートに クリームサンド』『しゅうちゅうエール! ざくざくチョコ』の3商品の発売を予定しているとのことだ。なお同社では、その発売に先駆け、2023年1月20日(金)よりCAMP FIREにてクラウドファンディングをスタートしている。

KIDS SNACK LABの特徴

KIDS SNACK LABの特徴

同社がまとめるKIDS SNACK LABの特徴は、次の通りだ。「KIDS SNACK LAB」が、子どもの心と体の健康に良い菓子をつくるにあたって、3つのポイントがあるという。子どもが栄養を補えて、しかも体への負担が少ない砂糖や、油などの材料だけで作られたお菓子を届けられるように、チームでレシピを考案し、ひとつひとつの材料、調理法・製造方法を選んでいるとのことだ。

◆栄養いっぱいのおかしを作ります

最新の栄養学に基づき、ビタミンやミネラル、菌、酵素などを配合し、心と体の成長を助けるお菓子を開発。

◆白砂糖は使いません

おいしくて、しかも血糖値の上昇や肥満などにつながりにくい甘味を、ひとつずつピックアップ。

◆グルテン、トランス脂肪酸を減らします

どんな年齢・体質の子どもでも365日安心して食べられるよう、体に負担をかけない製法を採用。

子どもの健康維持をサポート

公表に際して同社では次のように述べている。

「ブランドを立ち上げたきっかけは、代表取締役であり一児の父でもある古谷の気づきにありました。それは4歳になる娘が、毎日のようにコンビニでお菓子を買っているということ。身近なコンビニやスーパーなどで買えるお菓子には、チョコレート、ポテトチップス、ラムネ、グミなど、子どもが好きなお菓子がたくさんあります。市販のお菓子は子どもの空腹を手軽に満たすことができるものであり、家事や仕事などで忙しい親からしても、サッと子どもに食べさせることができる点ではとても便利で手軽なものだと言えます。一方で、子どもが普段の食生活で摂るべき栄養について真剣に考え、お菓子に使われている砂糖や油、小麦粉などの材料を見つめ直してみたとき、『365日食べても安心で、かつ体や心にとっても大切な栄養が補える、子どものための新しいお菓子の選択肢を作りたい』という思いに至り、ブランドがスタートしました。
(中略)
焦ったり、不安になったり、イライラして集中できなかったり…。一人で抱え込んでしまいやすい心の悩みは、近年ではビタミンやミネラルの不足が一因と言われています。それは大人だけでなく子どもも同じです。子どもの日常には、一生に一度しかない経験や大舞台など、緊張やストレスなどが生じる場面がたくさんあります。しかし、たくさんの大人がサプリでさらっと補っている栄養を子どもが食事だけで十分に摂取するのは簡単ではありません。そこで私たちは、栄養素入りのおいしくて、体にやさしいお菓子を作ることで、子どもの健康維持をサポートしたいと考えました」

EC市場においてもD2Cモデルでの展開が盛んだ。大手メーカーのD2Cへの参入も活発だが、D2Cは、既存のメーカーなどとの差別化をはかり、独自のアイテム展開で、細やかなニーズを拾い、また消費者とのロイヤリティを構築する上でもアドバンテージがある。同社の新たな試みがD2Cモデルを通して消費者に今後どう受け入れられていくか、注目と言えそうだ。

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