ファブリカコミュニケーションズ 「アクションリンク」に関する事業を譲渡

ECのミカタ編集部

ファブリカコミュニケーションズ、EC特化型CRMプラットフォーム「アクションリンク」を譲受

株式会社ファブリカコミュニケーションズ(以下:ファブリカコミュニケーションズ)は、株式会社アドブレイブ(以下:アドブレイブ社)が運営するEC特化型CRMプラットフォーム「アクションリンク」に関する事業の譲受を決定した。

顧客基盤とLTVの最大化をサポート

顧客基盤とLTVの最大化をサポート

「アクションリンク」は、データによって顧客理解を深め、顧客1人ひとりへの最適なメッセージ配信を自動化し、ECの顧客エンゲージメントとリピート売上を最大化する、顧客中心CRMプラットフォームである。

本サービスの導入によって、散在する購買データを顧客軸で統合することで、「顧客像の把握」から「施策実行」「結果検証」までLTV(顧客生涯価値)を最大化するためのPDCAを円滑かつ高速に回すことが可能。「アクションリンク」の導入により盤石な顧客基盤とLTVの最大化をサポートすることで、EC事業者の継続的な事業成長の実現をサポートできるとしている。

顧客満足度の向上と取引の拡大が実現

今回の事業譲渡の背景について、ファブリカコミュニケーションズは以下のようにコメントしている。

「当社グループは、BtoBのSaaS型ビジネスを展開し、企業のデジタル化を推進させていくという全社戦略のもと、業界を問わないホリゾンタルなサービスと、特定の業界に特化したバーティカルなサービスの2軸でサービス提供範囲を拡大・強化しております。今回のアドブレイブ社が提供するEC特化型CRMプラットフォーム『アクションリンク』は、顧客1人ひとりへの最適なメッセージ配信を自動化させ、顧客エンゲージメントとリピート売上を最大化することを目的として設計されたものです。アドブレイブ社より対象事業を譲り受けることにより、顧客企業への提供プロダクト及びサービスの拡大と顧客体験(CX)向上が可能となり、更なる顧客満足度の向上と取引の拡大が実現するものと見込んでおります。本譲受により、当社グループとして一層の収益性の向上や競争力の強化に資するものと判断したため、事業の譲受を行うことといたしました。なお、本事業譲受に伴う当期の業績及び財務状況に与える影響につきましては軽微であると⾒込んでおります」

なお事業譲受日については2023年2月28日(火)を予定している。ファブリカコミュニケーションズは、世の中にある様々な問題や課題を新しい発想と最新のテクノロジーで解決し、人々の暮らしがより安全に、より豊かになり、未来への希望に満ちた社会を実現することを目指している。今回の「アクションリンク」譲渡はその取り組みを加速させる、大きなきっかけになるだずだ。今後の動向に注目すべきと言えるだろう。

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