マツキヨココカラ&カンパニー PBブランド「MQURE」の展開をスタート
全国に3300店舗超のドラッグストア・調剤薬局を展開する株式会社マツキヨココカラ&カンパニー(以下:マツキヨココカラ&カンパニー)は、プライベートブランドとして、パーソナライズを基軸にした新発想のヘアケアブランド「MQURE」の展開をスタートすることを公表した。
約35万通りの開発実績から厳選した処方を用いる
「MQURE」は、生活習慣をもとにしたヘアケアのパーソナライズの知見があるネイチャーラボグループ「セルラボ」と、遺伝子研究データを多く持つジェネシスヘルスケア社との共同開発により約35万通りの開発実績から厳選した処方を用いたヘアケアブランドである。
新たに登場する商品は以下の通りであり、それぞれ販売日は2023年4月15日を予定している。
◆「MQURE for U」
頭皮の潤いバランスを整える「ウィローハーブ※」と髪と頭皮にうるおいをもたらす、水から生まれたペプチド「アクアタイド」を配合。さらにナノサイズの保水力の高い「セラミド5種類」、ドライヤーの熱に反応してケアする「r-ドコサラクトン」、「オーガニックオイル」を配合している。オンラインストアでのみ販売。
※ヤナギラン花/葉/茎エキス(保湿成分)
◆「MQURE Scalp Care & Moist」
かゆみやフケの原因になる菌にアプローチする「イソプロピルメチルフェノール(殺菌成分)」と、頭⽪の炎症を防ぐ「グリチルリチン酸ジカリウム(⽢草由来)」を配合し、かゆみやふけを防ぎ、すこやかな頭⽪へ導く。髪ダメージを補修する「マイクロサイズケラチン」2種と保⽔⼒の⾼いセラミド配合。髪をうるおいに満ちたさらさらな仕上がりを実現する。全国のマツモトキヨシグループ、ココカラファイングループの店舗(一部店舗を除く)とオンラインストアでの販売。
◆「MQURE Deep Moist&Repair」
ドライヤーなどの熱に反応してケアをする「r-ドコサラクトン」、保湿力の高い「セラミド5種」、「ケラチン5種」を配合。頭皮の潤いバランスを整える「ウィローハーブ」と髪と頭皮にうるおいをもたらす、水から生まれたペプチド「アクアタイド」を配合している。全国のマツモトキヨシグループ、ココカラファイングループの店舗(一部店舗を除く)とオンラインストアでの販売。
「MQURE for U」はフレグランスをパーソナライズで選択
「MQURE for U」は髪のダメージをパーソナライズし、悩みに合ったダメージリペア成分を配合することで幅広い顧客層へアプローチが可能となる。選択できるフレグランスは全5種であり、一例は以下の通り。
◆FANTASY:シトラス×フローラル×アロマティック(精油100%)
ラベンダーを中心に、レモンやライムの爽やかな香りとゼラニウムなどの華やかなフローラルが包み込むやさしく温かい、癒しを感じる香り。
◆ROSE&ROSE:フローラル×フルーティ×ローズ
フレッシュなラズベリー、ペアー、ピンクペッパーに2種類のローズを重ねたみずみずしい甘さの可愛らしい香り。
この他にも天然ハーブを使用した上品で清潔感のある香りが揃っている。選択方法はマツキヨココカラ&カンパニーが提供するオリジナル診断に沿って実施される。
◆Web診断
▷髪質やライフスタイルなど13項目の診断を実施
◆香りを選択
▷5つの香りから好きな香りを選択
◆結果に合ったシャンプートリートメントが届く
パーソナライズを基軸にしたブランドを立ち上げ
今回、新たなヘアケアブランド「MQURE」の展開について、マツキヨココカラ&カンパニーは以下のようにコメントしている。
「当社は3300店舗を超える全国店舗網および1億2000万を超える顧客接点を有していることから、One to One マーケティングにおいて強みをもっております。さらに、『matsukiyo LAB』におけるサプリメントバーなどのパーソナライズサービスをすでに展開しており、これらの顧客ニーズを分析することにより、パーソナライズヘアケアをご利用いただけるお客様へのアプローチも可能になることから、今回新たに店舗と自社ECサイトを融合したシームレスD2Cブランドに挑戦します。また、既存のヘアケアアイテムは『髪悩み』と『フレグランス』のバリエーションが限られており、お客様から『機能を優先して自身の悩みにマッチする商品を選ぶと、好みのフレグランスのものが見つかりにくい』などの声をいただくことがあり、今回ヘアケアのパーソナライズを基軸にしたブランドを立ち上げました」
コメントでも述べられているように、既存のヘアアイテムでは自分に合った商品が見つからないという悩みは少なくなかっただろう。今回展開される「MQURE」では、セルラボが培ってきた約35万通りの処方に加えて、ジェネシスヘルスケア社の遺伝子データと生活習慣などの要素を組み合わせ、パーソナライズされた商品が気軽に手に入る。カウンセリングを通した独自のサービス形態を持つ「MQURE」がどのように広がっていくのか、その動向に注目すべきと言えるだろう。