ecforceとb→dashが連携、EC運営企業におけるデータマーケ環境の構築難易度を低減

ECのミカタ編集部

株式会社データX(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:安部泰洋、以下「データX」または「同社」)が提供する「b→dash」は、株式会社SUPER STUDIO(本社:東京都目黒区、代表取締役:林紘祐、以下「SUPER STUDIO」)が提供する「ecforce」とシステム連携を実施した。

さらなるユーザーエクスペリエンス向上を実現

データXが提供するデータマーケティングクラウドシステム「b→dash」は、SUPER STUDIOが提供する「ecforce」とシステム連携を実施した。同社は、今回の連携により、さらなるユーザーエクスペリエンスの向上を実現していくとしている。連携する両社のサービスについては次のとおりだ。

◆SUPER STUDIO【ecforce】

ecforceは、マーケティングからサプライチェーンまでコト、モノに関わる全ての人々の顧客体験を最大化するECプラットフォームだ。スタートアップ企業からエンタープライズ企業まで幅広い企業が導入しており、多くのメーカーのCVR・LTV向上に貢献している。

◆データX【b→dash】

b→dashは、ユーザーデータ・広告データ・購買データなど、マーケティングプロセス上に存在する全てのビジネスデータを、ノーコードで、取得から活用まで行うことが可能なSaaS型データマーケティングソリューションだ。最大の特徴は、ノーコードでデータの統合や加工がGUI上で実現できる新たな技術だという。プログラミング技術がなくとも、直感的なUI/UXで操作できるため、誰でもSQLを使わず簡単にデータを扱うことが可能だ。また、CDP、MA、BI、web接客など計18機能をオールインワンで提供しているため、b→dashひとつで幅広いデータマーケティングを実現できる。加えてデータ加工・統合の技術をテンプレートとして豊富に提供しているため、やりたい機能を選ぶだけで高度な分析施策を実施することが可能だ。

マーケター自身で高速にPDCAを回すことが可能

今回のシステム連携により、ユーザーは会員データと受注データの連携作業を実施することなく、定期的にb→dashに会員データと受注データを送ることが出来るようになる。

「ecforce」から「b→dash」に連携されたデータを活用することで、例えばECサイトを訪れたものの商品の購入に至らなかったユーザーへメールやLINE等のクロスチャネルを活用したアプローチを実施したり、ユーザーの属性ごとにF2転換率分析やLTV分析を行うプロセス等を簡略化、自動化したりすることが可能だ。

またb→dashでは、SQLを使わずノーコードで画面操作できるため、「ecforce」の導入企業はシームレスにデータを連携し、マーケター自身で高速にPDCAを回すことができるようになる。

さらなるDX促進をサポート

昨今ではEC業界において、カートシステムだけでなく、基幹システムデータや、Webサイトデータ、アプリデータなど、さまざまなデータを組み合わせた分析や、消費者の行動にあわせて複数のチャネルを使い分けたマーケティング施策を行うことへのニーズが増えている。

「ecforce」は、ECの立ち上げや運用、売上を最大化するために必要な機能を豊富に備えるECプラットフォームシステムだが、今回「ecforce」と「b→dash」をシステム連携させることで、データマーケティングの要であるデータ連携・統合プロセスの省力化・高速化が実現可能となり、EC事業者をはじめとした幅広い企業のさらなるDX促進をサポートすることになりそうだ。

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