WorldShopping BIZ、越境ECでの酒類取扱地域を拡大

ECのミカタ編集部

WorldShopping BIZを展開する株式会社ジグザグ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:仲里一義、以下「ジグザグ」または「同社」)は、新たに酒類の配送対応国を拡大したことを公表した。

最大21の国と地域へ配送可能に

ウェブインバウンド・越境EC支援を行う「WorldShopping BIZ(ワールドショッピングビズ)」を展開するジグザグは、2021年10月22日付けで輸出酒類卸売業免許を取得し、2023年3月に酒類の配送対応国を21の国と地域に拡大したことを公表した。

WorldShoppingBIZ酒類取扱施策の概要

WorldShoppingBIZ酒類取扱施策の概要

◆対象となる販売事業者

▷以下の免許を保有するECサイト
・全酒類 卸売業免許
・ビール 卸売業免許
・洋酒 卸売業免許
・輸入酒類 卸売業免許
・自己商標酒類 卸売業免許
・特殊酒類 卸売業免許

◆取扱いアルコール度数

・70度以下
(一部商品のみが該当する場合も、国別・商品別に販売可否設定が可能)

◆配送可能国(順次拡大予定、順不同)

香港・シンガポール・中国・オーストラリア・マレーシア・エクアドル・ベトナム・タイ・ベルギー・ドイツ・ルクセンブルク・台湾・オランダ・カンボジア・ドミニカ国・韓国(*1)・フィリピン(*2)・フィジー(*2)・タンザニア
(*2)・コートジボワール(*2)・コロンビア(*2)

*70.1%以上の酒類は取り扱いできない。

*1:韓国は、1配送1本1リットルまでが上限。購入時、1本1リットル以内でも複数本購入する際は配送が分かれるため、1本ずつ別々で購入する必要がある。

*2:フィリピン、フィジー、コートジボワール、タンザニア、コロンビアは、日本郵便での酒の配送ができないため、アルコール度数24%以下の商品もDHLで配送される。

酒類の海外展開における新たな選択肢に

「WorldShopping BIZ」は、海外販売を企図する国内EC事業者に対して、多言語対応・海外決済・海外配送まで一貫した支援を行うことで海外販売をサポートする越境EC対応サービスとして存在感を示してきた。

海外販売を始める際に壁となる言語・決済・物流に関するサポートから、不正決済の防止機能や、ユーザーデータを可視化する「ショップダッシュボード」を提供することで、日本のEC事業者の越境EC販売をサポートする国内外で特許を8件取得済みの安全性の高いサービスともなっている。

先述のように同プラットフォームは、2021年10月22日付けで輸出酒類卸売業免許を取得し、2023年3月に酒類の配送対応国を21の国と地域への拡大にこぎ着けたことで日本の蔵元や酒類メーカーなどにとって、越境EC販売をする上で新たな選択肢となりそうだ。

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