AnyChatがFB Messengerに対応、CSの一括管理が可能に

ECのミカタ編集部

AnyMind Group株式会社(読み:エニーマインドグループ、代表取締役CEO:十河宏輔、以下「AnyMind Group」または「同社」)は、同社のAnyChatがFacebook Messengerに対応したことを公表した。

チャットを活用した効率的なCSを実現

AnyMind Groupは、同社が提供する会話型コマースプラットAnyChatについて、Meta社がFacebookにて提供するMessengerに対応し、機能提供を開始したことを公表した。

同社は、今回のMessenger対応により、LINE、Instagramと合わせた3つのメッセージアプリと接続することで、顧客とのやりとりを一括管理できるため、チャットを活用した効率的なカスタマーサポートの実現に寄与するとしている。

同社がまとめるAnyChatの特徴は次のとおりだ。

◆リアルタイムチャット

実店舗での買い物のようなチャットによるコミュニケーションから、顧客の潜在ニーズを導き出し、購買意欲の向上をサポートする。

◆リピート購入の促進

顧客が慣れ親しんでいるチャットを用いて、魅力的な情報を定期的に発信することでブランドとファンの直接的な繋がりづくりを実現する。

◆カスタマーサポートの省人化

柔軟にサポートやFAQへの入り口を設けることで、見込み客との接点を増やしビジネスの可能性を広げる。

提携チャネル拡大の一環

同社によれば、Meta社が提供するSNS「Facebook」Messengerのユーザーに関して、世界上位10地域のうち、5市場がアジア太平洋地域となっており、インド、ベトナム、フィリピン、タイ、インドネシアを合わせたユーザー数は2億8470万人に上る(2023年1月時点)。

それを踏まえて同社は、ECを利用する企業の売上最大化に向けた、提携チャネル拡大の取り組みの一環としてMessengerに対応し、サービス提供を開始することにしたのだ。

今後も同社は、国内外問わず、幅広いECチャネルとの連携を推進していくことで、日本及びアジア各国・地域のECモールや自社ECサイトにおけるブランド企業の販路開拓をさらに力強く支援することになりそうだ。

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