「ソーシャルギフトを今後利用してみたい」47.2%[母の日.meとAnyGift共同調べ]

ECのミカタ編集部

母の日専門メディアサイト「母の日.me」を運営するグルーヴ株式会社(本社 : 千葉県柏市、代表取締役:河元智行)と、組み込み型eギフトサービス「AnyGift(エニーギフト)」を運営するAnyReach(エニーリーチ)株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:中島功之祐)と共同でeギフトやソーシャルギフトに関するユーザー調査を実施し、その結果を公開した。ここではその概要についてポイントを絞って見て行く。

「ソーシャルギフトでプレゼントを贈った事がある」16%

「ソーシャルギフトでプレゼントを贈った事がある」16%

「ソーシャルギフト(eギフト)を贈った事はありますか?」の質問に対しての回答内訳は以下の通りとなった。

「贈った事がある」と回答:16%
「まだ贈った事がない」と回答:47.3%
「ソーシャルギフト自体を知らなかった」と回答:36.7%

贈った事がある人が16%とまだ少ないとソーシャルギフトやeギフトを認知していない人が36.7%もいる事から、まだまだ成長途中の市場である事が伺える内容となったとしている。

もらった事がある人は26.1%

もらった事がある人は26.1%

「ソーシャルギフト(eギフト)をもらった事はありますか?」の質問に対しての回答内訳は以下の通りとなった。

「もらった事がある」と回答:26.1%
「まだもらった事がない」と回答:39.2%
「ソーシャルギフト自体を知らなかった」と回答:34.8%

「もらった事がある」の回答者26.1%という数字は前述の「もらった事がある」の回答16%から比べると10%増えた形となり、利用者の多くは1人あたり平均2人に対してソーシャルギフト(eギフト)を贈った経験があるという事が分かった。

今後利用してみたい人は47.2%

今後利用してみたい人は47.2%

「今後ソーシャルギフト(eギフト)を利用してみたいと思いますか?」の質問に対しての回答内訳は以下の通りとなった。

「利用してみたい」と回答:47.2%
「どちらともいえない」と回答:34.8%
「利用してみたいと思わない」と回答:18%

今後利用してみたい人が47.2%と全体の約半数となり関心度が非常に高い事が伺える結果となった。また、「どちらともいえない」も34.8%である事からソーシャルギフト(eギフト)の利便性の高さなどが認知されていくと、今後より一層利用者が増えて市場が大幅に拡大していく可能性が高い事が伺えるとしている。

サマリー

調査結果にあるように、ソーシャルギフト(eギフト)でプレゼントを贈った事がある人は16%で、ソーシャルギフト(eギフト)もらった事がある人は26.1%だった。また、今後利用してみたい人は47.2%だった。

かつては「お中元」「お歳暮」といった伝統的かつフォーマルなスタイルが主流であった日本の贈答文化も徐々に変化してきていることが各方面から指摘されている。よりカジュアルかつ、身近な人に贈る傾向が強まっており、これはECを通したプレゼントとも親和性が高いだろう。

一方で、今回の調査からは、実際にソーシャルギフトを利用したことがある人の割合はけして高くなく、その反面、関心のある人は半数に迫る勢いであり、両者のギャップが浮き彫りとなった。そのことはソーシャルギフトを含めたオンラインを介しての贈り物が今後も発展していく余地が、まだまだあることを示しているとも言えそうだ。

ECのミカタ通信23号はこちらから


記者プロフィール

ECのミカタ編集部

ECのミカタ編集部。
素敵なJ-POP流れるオフィスにタイピング音をひたすら響かせる。
日々、EC業界に貢献すべく勉強と努力を惜しまないアツいライターや記者が集う場所。

ECのミカタ編集部 の執筆記事