楽天クラッチ募金が提供対象を拡大

次世代教育と環境配慮への取り組み支援にも

楽天株式会社(以下、楽天)は10日、これまで災害・人道支援のために行っていた募金プログラム「楽天クラッチ募金」を、次世代教育および環境配慮への取り組み支援を追加し、取り組みを開始することを発表した。

楽天クラッチ募金とは

2011年の「東日本大震災被災地支援」を目的に開始したサービスで、「楽天スーパーポイント」、「楽天カード」(クレジットカード)、「楽天銀行」(現金振込)、「楽天Edy(エディ)」(電子マネー)にて決済を行う。

サービス開始後は、東日本大震災被災地支援のほかにも、「フィリピン台風義援金募金」、「広島大雨被害支援募金」などを実施しており、国内外の災害・人道支援を行っている。

そして今回は新たに次世代教育支援として「公益財団法人未来のつばさ」、環境配慮への取り組み支援として「楽天の森プロジェクト」が募金先に加わる。

公益財団法人楽天未来のつばさでは、同法人が実施する「自立奨学支援資金」に募金が充てられ、社会的養護のもと成長した子供が高校卒業後、就職または進学する際の支度金として提供される。

これは楽天が今後拡充を図る「楽天つばさプロジェクト」の先駆けとなる。

楽天の森プロジェクトでは、継続的な森林整備により健全な状態へと森林を再生し、正常な生態系を保つことを目的とする同プロジェクトの国内における森林整備資金に充てられる。