メタップス、DMPソリューション「Metaps Analytics」の提供を開始

OEMからカスタマイズにも対応

株式会社メタップス(以下、メタップス)は12日、DMPソリューション『Metaps Analytics』の提供を開始したことを発表した。これはアプリ運営会社が自社アプリのデータを統合的に管理し分析できるプラットフォームだ。

国内における月商で数億円から数十億円の売上をあげるアプリディベロッパーが増えている昨今、1社で複数のアプリを運営することが一般化しているが、デメリットが存在する。

アプリマーケティングは個別のアプリごとに行われており、ユーザもアプリ単位で別々に管理されているため、アプリをリリースするたびに大規模のプロモーションを行う必要があり、これは大きなコストとなってしまう。

メタップスではMetaps Analyticsにより、アプリのデータを統合的に管理し分析することを可能にした。

Metaps Analyticsの機能

アプリデータの統合管理と分析を実現し、ユーザの行動履歴に基づいたセグメントを作成することが可能だ。データを一元管理し、セグメントごとにユーザの動向も分析することが可能だ。

運営とマーケティングの最適化を行うことで、各セグメントにきめ細かな運営施策やプロモーションが可能となった。各アプリのキャンペーンを一元管理することで、セグメントと流入経路を組み合わせた複数の分析軸による投資対効果検証が行える。

複数アプリのユーザをデータとして把握することで柔軟なプラットフォームの構築が可能で、アプリ間の相互送客や、離脱ユーザの呼び戻し、無課金ユーザへの新作タイトルの告知などを行う。

今後は広告代理店、プラットフォーマー、ゲームパブリッシャーへのOEM提供を行い、導入企業が保有する独自データとの統合といったカスタマイズにも対応していく予定だ。