「makeshop byGMO」のアプリストア開発パートナーにフィードフォースとREGALIが参画
GMOメイクショップ株式会社(以下:GMOメイクショップ)が運営するECサイト構築SaaS「makeshop byGMO」において、2023年8月に開始予定のアプリストア提供に向けたPoC(※1)開発パートナーとして、株式会社フィードフォース(以下:フィードフォース)と、株式会社REGALI(以下:REGALI)の参画が決定した。
※1:新しい取り組みの実現可能性を探る概念実証(Proof of Concept)。
開発技術と熱意のある両社の協力を得る
GMOメイクショップは、EC市場の急成長に伴う環境変化や、多様化する顧客ニーズに柔軟かつスピーディーに対応するため、「makeshop byGMO」のシステムをフルリニューアルする「次世代EC開発プロジェクト」を2020年に始動し、その一環として、アプリプラットフォーム構想を立ち上げた。
一方、フィードフォースは、データフィード、構造化データ、ID連携といったテクノロジーを駆使したマーケティング支援サービスを展開し、REGALIは、動画・UGC・スタッフ投稿などあらゆるコンテンツをECサイトへ連携する顧客体験向上プラットフォーム「LEEEP」を展開している。
両社は、広告やコンテンツの活用によりEC事業の成長を加速させるサービスを提供していること、また、これまでにもEC事業者向けアプリの開発実績を有していることから、GMOメイクショップは、PoC開発パートナーとしての参画を依頼するに至った。
開発技術と熱意のある両社の協力を得ながら、フィードバックを反映することで、より良いアプリストアの構築に向け取り組む予定としている。
両社のコメント
今回、「makeshop byGMO」アプリストアのPoC開発パートナーに参画したことについて、両社は以下のようにコメントしている。
◆フィードフォース
「弊社は、このPoC開発において、コマース分野における知見と技術力を最大限に発揮し、『makeshop byGMO』を導入されていらっしゃる企業様のビジネス拡大に貢献できるよう取り組んでまいります。今後も、より一層の協力関係を築きながら、お客様にとって価値のあるサービスの提供に邁進してまいります」
◆REGALI
「EC市場は年々拡大しており、消費者はオンライン上で商品を選び、購入する機会が増えています。その中で、ECサイト上で商品情報をリッチ化し、より良い購入体験を提供できることが、消費者に選ばれ続け、成長し続けるECサイトになるために重要になってくると考えています。こうした背景から、購入の後押しになるような情報=コンテンツを、より簡単に増やしていけるよう『LEEEP』の機能や使い勝手をアップデートする中で、GMO メイクショップのアプリプラットフォーム構想のビジョンに共感し、この度、パートナーとしての参画を決定いたしました」
開発パートナーの募集を強化
GMOメイクショップは、2023年8月のアプリストア提供開始を目指し、技術サポートの設置や開発環境の整備を行うなど、アプリプラットフォーム構想を本格始動している。
2023年3月からは、開発者専用サイト「makeshop Developers」を限定公開し、アプリ開発パートナーの募集を開始。すでに20社以上の事業者から応募が集まっている状態だ。今後は、CRM(Customer Relationship Management)やMA(Marketing Automation)、WEB接客、レコメンドなど、ECサイトの売上成長をサポートするアプリの拡充に向け、開発パートナーの募集を強化していくとしている。
GMOメイクショップは、アプリ開発のための技術サポートや開発環境の整備を進行するなど、アプリプラットフォーム構想を本格始動しアプリストアの提供を予定している。今回、フィードフォースとREGALIの参画はアプリの開発環境の構築に大きく貢献するだろう。2023年8月の開始に向けて大きな期待が寄せられるはずだ。