SBSロジコムが大阪市住之江区に大規模物流用地を取得

7,500坪を取得

SBSロジコム株式会社(以下SBSロジコム)から大阪市との間で大阪市住之江区南港南2丁目の土地、約25,000平方メートル(約7,500坪)を取得する契約を2014年11月13日に締結し、12月中に引き渡しを受ける見通しとなったと2014年11月13日に発表があった。

今回取得した土地には2017年竣工を目処に新物流センターを建設する予定だ。

利便性の高い土地

今回取得した土地は、大阪港のフェリー埠頭やコンテナ埠頭から至近距離に位置している。大阪市交通局南港ポートタウン線「フェリーターミナル駅」から徒歩5分、阪神高速4号湾岸線「南港中」「南港南」インターチェンジにも隣接し、通勤や物流の要所として利便性が高い土地だ。

落札費用は23億8,400万円

SBSロジコムは2014年4月に大阪市港湾局が実施した事前登録制による市有不動産の売り払い、および当該制度に基づいて実施された入札に参加している。その結果2014年10月16日に今回取得した土地を23億8,400万円にて落札したとしている。

土地の利用計画

SBSロジコムでは今回取得した土地に、1万5,000坪規模の物流センターを建設する予定だ。商流・物流共に優れた土地なため、保管・配送機能に加え検品・流通加工など高機能な物流サービスの提供を検討している。

関西圏においてSBSグループ初の物流センターとなり、2015年末までに運用方法や建物概要などの具体的な計画の策定、2014年末から2017年春にかけての竣工を目指している。土地代を含め投資総額は80億円から85億円を見込んでいるとのこと。