【2023最新】東京都の物流倉庫を選ぶポイントとおすすめの会社9選

東京都は主要な交通ネットワークが整っており、利便性が非常に高いです。反面、土地価格の高さや安全面の確保、災害対策の有無が検討の際に重要になります。この記事では、東京の物流倉庫を選ぶ際、適切な会社選びのポイントとおすすめの物流倉庫を紹介します。

EC専門の物流倉庫を探すのはこちらから▶

東京都で物流倉庫会社を選ぶ際のポイント

ポイント1．アクセス性

東京都は国内外の主要な交通ネットワークが集まる場所であり、陸上、海上、空のアクセスが良好です。

東京都内で物流倉庫を選ぶ際には、東京港や東京国際空港（羽田空港）、成田国際空港へのアクセスが良い場所を選ぶことが重要です。また、首都圏内の主要幹線道路へのアクセスも重要で、効率的な配送を実現できる立地を選ぶことが望ましいです。

ポイント2．狭い土地利用の効率化

東京都は、土地が狭く、土地価格も高いため、物流倉庫のスペース効率が重要です。多層型倉庫や自動化された倉庫システムを導入している物流倉庫を選ぶことで、限られたスペースを効率的に活用できます。

とくに保管倉庫のスペースによって費用が大幅に変化するため、予算とのバランス感を見ながら検討しましょう。

ポイント3．災害対策は万全か

東京都は地震や台風などの自然災害のリスクが高い地域です。物流倉庫を選ぶ際には、倉庫施設が耐震性や耐水性に優れており、万が一の災害時にも安全性が確保されているか確認しましょう。

東京の物流倉庫会社おすすめ9選【比較用】

SBSロジコム株式会社

https://www.sbs-logicom.co.jp/
SBSロジコムは、多様な配送ニーズに対応し、顧客の物流システムを分析・改善するソリューションを提供する企業です。SBSホールディングス傘下で、国内外の物流企業と連携しグローバルなサポートを実施。3PLを含む総合物流サービスで、顧客の物流コスト削減や品質向上に貢献しています。

全国・海外の倉庫ネットワークで最適な物流施設を提供している点や、定温倉庫を活用し、食品から機械類まで幅広い商品の保管が可能な点が特徴のひとつです。消費財輸送や重量物輸送など多彩な輸送から、専用車両を用いた輸送まで幅広いサービスがあります。

SGHグローバル・ジャパン株式会社

https://www.sgh-globalj.com/
SGHグローバル・ジャパンは、SGホールディングスグループの一員で、東京都江東区に本社を置く物流企業です。国内外でワンストップ物流サービスを提供し、アジアを中心に約30の国・地域でグローバルネットワークを展開しています。

国際物流や越境ECビジネスをサポートし、アパレル企業向けのベトナムでの流通加工サービスも提供しており、海外進出を検討する企業におすすめです。さらに、舞台装置や美術品の輸送も手掛け、国際航空・海上輸送サービスを組み合わせたトータル物流ソリューションを提案しています。

富士物流株式会社

https://www.fujibuturyu.co.jp/
富士物流は東京都港区に拠点を置く物流倉庫会社で、国内外の物流業務を幅広く手がけています。顧客への丁寧なコンサルティングで物流経費削減を実現し、実績が豊富です。たとえば、ATM運搬の業務効率化でトータルコスト50％削減、海上コンテナ輸送で梱包仕様改善による資材費20％削減を達成しています。

富士物流は、多岐にわたる製品を取り扱い、メーカー物流で培った技術・ノウハウを物流にも活かしています。高い技術力を持つ専門部隊が3PLサービスを支えており、加えて充実した物流ネットワークを持つ三菱倉庫グループと連携している点が特徴です。さらに、トヨタ式カイゼン（FKS）を導入しており、常に企業全体でサービスの進化をはかっています。

物流ニーズに応じた拠点提案や倉庫レイアウトの設計や、カスタマイズ可能な倉庫管理システム（WMS）やRFID技術の活用などから、さまざまな業種の企業に対しても高品質なサービスが提供できる物流会社です。

月島倉庫

https://www.tsukiso.co.jp/
月島倉庫は、東京都中央区を拠点に、物流倉庫業務を展開する企業で、国内外で幅広いサービスを提供しています。ベトナムでの通関業務や物流サービスをはじめ、国内では物流倉庫の提供や検品、ピッキングなどの一貫した業務を行っています。

70年の実績をもち、多岐にわたる業界との豊富な取引経験を活かし、物流コスト削減や品質向上など、顧客の経営状況に応じた最適な物流支援を提供しています。物流システムの大幅な改善を求める方にも効果が期待できるでしょう。

物流の見直しや海外進出を考える方、過去の導入実績をふまえて検討する方には、とくにおすすめです。在庫管理や入出荷などの物流サービスを継続して提供し、時代の変化に対応する体制が整っています。また、個人向けの荷物保管サービスも提供し、1日単位で手軽に荷物を預けられるサービスも展開しています。

株式会社キユーソー流通システム

https://www.krs.co.jp/
キユーソー流通システムは、貨物運送や通関業、倉庫業を展開する会社です。サードパーティーロジスティクス（3PL）として、物流に関わる豊富な知識を持っています。食品物流に特化し、クライアントのニーズに対応した最適な物流ソリューションを提案し、物流拠点やネットワークを駆使して、効率的でコスト対効果の高い物流事業を実現しています。

また、クライアントの課題や事業内容から改善策や戦略プランを提案し、配送設計やシステム構築も行います。独自の「アセット型3PL」スタイルを築き上げ、全国の物流拠点や情報システムを活かしています。

北海道から九州まで、幹線輸送機能で各主要拠点を結び、4つの温度帯で鮮度を保ちながら全国へ納品が可能です。また、地域物流システムを通じて、商品の保管から在庫管理・配送・輸送までワンストップサービスを提供しています。

澁澤倉庫

https://www.shibusawa.co.jp/
澁澤倉庫は、120年以上の歴史を持つ総合物流業者です。中国や東南アジアでの海外事業も展開し、多くの企業から支持を受けています。各業界に合わせた柔軟な提案力が特徴で、百貨店から化学品会社向けまで幅広いサービスも行っています。

倉庫保管や流通加工、陸上運送、国際輸送、通関・輸出入、物流コンサルなどの総合的な物流サービス提供しています。また、温度管理や危険物倉庫など、最適な保管環境と効率的な配送を実現しています。

さらに、サプライチェーンマネージメントの構築もサポートしているため、在庫計上や発注などの業務もアウトソース可能です。総合的な物流の課題がある企業におすすめの会社です。

西多摩運送

https://www.nishitama-unsou.co.jp/
西多摩運送は、創業から約80年の歴史を持つ物流業者で、運送や倉庫管理、梱包サービスなど幅広く手掛けています。幅広い車両を用意し、様々なニーズに対応した輸送サービスを実現しており、産業廃棄物の運搬も行っています。

首都圏を中心とした広いネットワークを活かし、倉庫賃貸や物流コンサルティングなど多様なサービスが提供されています。また、熟練スタッフによる流通加工では、複雑な加工などにも丁寧に対応しています。

自社倉庫は2万6,000坪を保有し、大規模倉庫から一時的な間借りまで対応可能です。受注・検品・梱包などの流通加工も得意とし、ギフト包装や熨斗の発行なども対応しています。

さらに、物流コンサルティングも実施しており、企業の物流戦略にも貢献しています。西多摩運送は幅広い事業を展開しており、物流倉庫をはじめて検討する企業にも分かりやすく魅力的なサービスを提供しています。

中央株式会社

https://www.chuoh-logistics.com/
中央株式会社は、アパレルや化粧品、通信教育など幅広い業種において、保管から発送、資材調達など一連の物流プロセスを提供している物流倉庫会社です。とくに、セミオーダー物流を導入しており、各クライアントのスタイルやニーズに合わせた最適な物流スタイルを提案しています。

また、アパレルに強い物流会社でもあり、ブランドタグやブライスタグなどの取り付け、ギフト用のリボンラッピングやメッセージ封入にも対応できるなどラッピング技術が高く、柔軟な対応が可能です。

中央株式会社は、豊富な実績とノウハウを活かしたきめ細かな対応力があり、物流アウトソーシングによるコスト削減や業務の最適化が実現できます。保管業務では、坪保管型と一般保管型の方法があり、商品に合わせた保管ができるなど、多彩なオプションサービスを用意しています。

公徳運輸株式会社

https://www.koutoku-tr.co.jp/
公徳運輸は東京都練馬区に本社を置く物流会社で、運送、物流代行、物流倉庫などのサービスを提供しています。幅広い品目を取り扱っており、自社倉庫や複数台のトラックを保有しているため、小回りの効く物流サービスを提供することができます。

一時的に依頼をしたい場合でも小規模な倉庫保管や物流代行にも対応しており、リーズナブルな価格設定が魅力です。また、他社では扱いづらい小規模または一時的な物流代行作業に強みを持ち、小回りの効く素早い対応が特徴です。

公徳運輸は、小ロットから大量の商品まで、要望に合わせた保管が可能で、家電や精密機械、ガラス素材、家具、日用品、食品など、さまざまな荷物を取り扱っています。価格も非常にリーズナブルで、事務所のスペースがいっぱいで荷物や在庫の保管で困っている企業であればとても便利に利用できるでしょう。

まとめ

東京都には多数の物流倉庫会社があり、サービスの内容も多岐に渡ります。まずは自社の事業や商材に対応したサービスを提供しているかどうか。また、物流以外の部分でのサポートが必要なのかを事前に整理したうえで検討するのがおすすめです。

WEB上で情報が公開されていない会社も多いため、悩んだときはまず担当者に問い合わせてみるとよいです。コミュニケーションを通して、自社の目的にたいして柔軟に対応してくれる会社を見つけてみてください。

EC専門の委託先選定はECのミカタへ

ECのミカタが運営するマッチングサービスです。ECサイトに特化したメディアを運営する専門コンシェルジュが、丁寧なヒアリングを行った上で、最適な企業をご紹介します。

そのため業務の知識が全くなくても、マッチ度の高いパートナーさんと出会うことが可能です。希望する会社が決定すれば、最短1営業日で企業との商談のセッティングを行います。商談日や商談方法だけでなく、断りの依頼も全てコンシェルジュに任せることができるため、じっくり選定に時間をかけることが可能です。

そのため物流倉庫についての知識が全くなくても、自動的に評判の良い企業とマッチすることが可能です。希望する会社が決定すれば、最短1営業日で企業との商談のセッティングを行います。商談日や商談方法だけでなく、断りの依頼も全てコンシェルジュに任せることができるため、物流倉庫会社決めにかける手間を省くことが可能です。

EC専門の物流倉庫を探すのはこちらから▶