ショッピングSNSアプリとネットショップ作成サービスが連携

株式会社ネットコンシェルジュが運営するショッピングSNSアプリ「People & Store」が、無料ネットショップ作成サービス「BASE」と提携し「BASE」のショップオーナー専用自動投稿機能の提供を11月17日より開始した。

「People & Store」は、気になるネットショップをフォローするとおすすめのアイテムや新着情報などが雑誌風に紹介されるショッピングSNSアプリだ。会員登録を完了すると、毎日自分用のマガジンが配信され、フォロー中のストア、フォロー中のユーザーに応じて、内容が自分好みにカスタマイズされていく。

「BASE」はサイトに登録し、商品を掲載、ショップのデザインをテンプレートの中からカスタマイズすればショップをオープンできる無料のネットショップ作成WEBサービス。
10月には集荷から配送までの物流サービスを一括して行う「フルフィルメントApps」の提供や、開発者向けの「BASE API」を公開し、様々な外部サービスとの連携を予告していた。

今なら通常よりも高い広告効果に

「BASE API」の公開により、商品情報の閲覧、注文情報の取得、商品情報の編集、商品情報の検索などが可能となった。「People & Store」との連携は「BASE API」の公開時より、予告されていた連携サービスの一つ。「BASE」のショップオーナーであれば、誰でも連携機能の利用が可能だ。
「People & Store」はショッピングSNSアプリであり、EC事業者にとっては無料で利用できる集客支援サービスでもある。EC事業者はPeople & Store for BUSINESSより申し込み、出店し、商品をアップすればそれが記事としてユーザーに配信される。
「BASE」ユーザーは、BASEのIDで「People & Store」からログインし、自動投稿機能設定をオンに設定。すると、商品登録と同時に「People & Store」でも商品情報が発信されるという流れになる。なお、今回の連携を記念し、期間限定で自動投稿を設定したストアの商品情報は通常よりも高い広告効果が出るように設定されている。

せっかく「BASE」でEC店舗を初めてみたものの、集客の仕方がわからずに困っているという事業者がいるかもしれない。無料サービスだからこそライバルも多い、まずは人に知ってもらう、あらゆる方法でコンタクトポイントを増やすことが成功の基礎となるはずだ。今回の連携サービスは、そんな集客のために無料で出来るお得な方法ではないだろうか。



−編集部−