テーブルチェックを通した飲食店の予約件数がコロナ前の約1.9倍、海外パートナー連携でインバウンド集客に貢献

ECのミカタ編集部

コロナ前比1.9倍に、テーブルチェックの訪日客予約

世界中の飲食店と消費者を繋ぐプラットフォームの開発・提供を行う株式会社TableCheck(以下:テーブルチェック)は、国内飲食店の訪日客予約件数をまとめたデータを公表した。

2019年同月比で約1.9倍に伸長

今回の調査によって、テーブルチェックを通じた4月の訪日客の予約件数はコロナ前の2019年同月比で約1.9倍になっていることが判明した。

日本政府観光局が発表している全体の訪日外客数では、2019年同月比で33.4%減になっていることと比較すると、テーブルチェックを通じた訪日客の予約件数が極めて多いことが分かるだろう。

テーブルチェックの予約システムは、世界最多(※1)の18言語に対応しており、世界中のユーザーが言語・時差の壁なくいつでも即時予約できることから高い支持を得ています。さらに世界中の優良顧客をユーザーに抱えるグローバル企業と連携することで、より多くの訪日客を国内の飲食店に送客することができるようになっている。

※1:2023年5月時点テーブルチェック調べ

中国人割合はコロナ前の10分の1程度に留まる

テーブルチェックは、より多くの海外ゲストを国内の飲食店に送客するため、コロナ下でグローバル企業との機能連携を進めてきた。

Googleマップ上で予約できる「Googleで予約」やインスタグラム/フェイスブック上で予約ができる「席を予約する」機能との連携を皮切りに、トリップアドバイザー、アメリカンエキスプレス、ミシュランガイドといったインバウンド集客力の高いメディアなどと予約機能を連携することで、優良な海外ゲストを送客できる体制を築いてきた。

以下グラフを確認すると、コロナ前の2019年と2023年の国別予約件数を比較して中国人の割合がまだ小さく10分の1程度ににとどまっていることが分かる(グラフ内赤色)。

日本政府観光局が発表している訪日外客数では、韓国、台湾、米国、香港、タイの順に上位5位を占めているが、飲食店の予約割合では、香港、アメリカ、台湾、韓国、シンガポールの順に高くなっており、特に日本での外食に関心の高い国をみてとれるだろう。

コロナ禍によって大きくダメージを受けた外食産業にとって、インバウンド需要の復活は喜ばしいことだろう。訪日外国人と日本の優良な飲食店を繋ぐテーブルチェックのサービスは、今後も多くのユーザー支持を得ることが期待されるはずだ。


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