コマースリンクとナビプラスのコラボ 2社サービス提携による相乗効果

「DFO」「NaviPlusサーチ」「NaviPlusレコメンド」データ連携

コマースリンク株式会社は、ナビプラス株式会社と提携し、商品データフィード最適化「DFO」と、サイト内検索ASP「NaviPlusサーチ」およびレコメンドエンジンASP「NaviPlusレコメンド」とのデータ連携を開始したと発表した。
この連携により、導入企業は「NaviPlusサーチ」および「NaviPlusレコメンド」をより容易に利用することが可能となる。

「DFO」は、外部の集客媒体を利用するために必要となる商品データを作成し登録代行するサービス。「商品検索サイト」や「価格比較サイト」をはじめ、約40種類におよぶ媒体の仕様に応じ商品データの作成や登録を行っている。

「NaviPlusサーチ」は、ECサイトやコンテンツサイト向けのサイト内検索エンジンのASPサービス。低コストかつ簡単に、高性能高機能の検索機能を導入することができ、ユーザーが求めている商品を探しやすくなることでコンバージョン率アップにつながる。

「NaviPlusレコメンド」は、ECサイトやコンテンツサイト向けのASP型レコメンドエンジン。「協調フィルタリング」「テキストマイニング」などの技術を用いたハイブリット型レコメンドエンジンにより、高精度のレコメンドが可能。ルール設定機能、フィルタリング機能、ロジックチューニング機能など多様な機能が特徴。

「NaviPlusサーチ」および「NaviPlusレコメンド」の導入業者は従来、規定の仕様に従い商品データを作成し、その後も最新の状態を維持する必要があった。今回の「DFO」とのデータ連携により、商品データの作成や更新などを意識することなく「NaviPlusサーチ」および「NaviPlusレコメンド」を利用できるようになる。

コマースリンクの発表によると、今回のサービス開始にあたりすでにECサイト1社より「NaviPlusレコメンド」とのデータ連携サービスを受注しており、今後も「DFO」と連携する媒体の拡大を目指し、より一層の利便性向上に努めていきたいとしている。

増える企業間のサービスコラボレーション

弊誌でもご紹介した、オリジナルグッズ作成サービス「Canvath」とヴィレッジヴァンガードのコラボレーションや、ショッピングSNSの「People & Store」の「BASE」との提携など、異なる業種、企業間でサービスを連携する動きがこのところ多く報道されている。自社サービスの弱点を補いあえたり、または画期的な企画に発展できたり、足し算だけでなく掛け算効果が期待できそうなコラボレーションが目立つ。
今後この動きがさらに展開し、様々な企業やサービスがミックスされることでどのようなものが生まれてくるのであろうか。発表がされていないだけで水面下で動いている企画も多くあるはずなので、リリース発表が楽しみである。