GMOメイクショップとアールエンジンが提携、WordPress利用EC事業者にセキュリティ・保守運用支援を開始
株式会社アールエンジン(本社:東京都墨田区、代表取締役:石塚卓也、以下「アールエンジン」)は、GMOメイクショップ株式会社(代表取締役社長CEO:向畑憲良、以下「GMOメイクショップ」または「同社」)と業務提携したことを公表した。
ECをシステム保守・運用面からサポート
システム・アプリケーションの開発・保守・運用を支援するアールエンジンは、GMOインターネットグループ(東証プライム上場 9449)のGMOメイクショップと業務提携したことを公表した。同社は、今回の提携により「makeshop byGMO」のWordPress連携ユーザーに向けて、セキュリティ診断から対策の提案、その後の開発・保守運用面までトータルでサポートするとしている。
また同社は、今回の業務提携によって「makeshop byGMO」のWordPress連携ユーザーは、アールエンジンの「WordPress総合セキュリティ診断」を活用することより、早期にシステムの問題点を発見し、課題に対応することが可能となると述べている。また、その後の適切な保守運用支援により、ECビジネスの成長を加速させるとともに安全定的な事業運営を行うことが可能になるという。
「WordPress総合セキュリティ診断」概要
同社がまとめる「WordPress総合セキュリティ診断」の概要は次の通りだ。
◆アールエンジンと「WordPress総合セキュリティ診断」
アールエンジン(R.Engine)は、IT業界に対して様々な経営リソースを生み出す「コンサルティング×事業創出×サービス提供」を行うハイブリットカンパニーだ。日本企業に対してアールエンジンのリソースを活かすことで様々な経営課題を一気通貫で支援している。そのアールエンジンの「WordPress総合セキュリティ診断」は、WordPressシステムの“いま”の状態を総合的に診断し、具体的な解決策まで提案することで、WordPressシステムの保守運用支援や追加開発などをはじめ、その他のシステム・アプリケーション関連のお悩みまで、幅広く相談・対応が可能なサービスとなっている。
◆GMOメイクショップと「makeshop byGMO」
GMOメイクショップは、「Commerce for a better future./商取引でより良い未来に」をミッションに掲げ、プラットフォーム事業とシステムインテグレーション事業を展開している。プラットフォーム事業では、EC構築支援から、ECマーケティング支援、EC運用受託まで対応し、また、運営資金調達のための補助金・助成金の申請支援や、ECの売上を最短即日で入金する『即日売上入金サービス』提供によるキャッシュフロー改善支援など、EC領域における一気通貫の支援体制を整えている。ECサイト構築SaaS「makeshop byGMO」は、2022年には年間流通額が3055億円に到達、11年連続で業界No.1(同社調べ)を獲得し、導入店舗数は2022年12月末時点で11000店以上となっている。上位版サービスとして、カスタマイズに対応する「GMOクラウドEC」も提供し、スタートアップから大規模ECまで幅広いビジネスのEC化をサポートしている。
ECで圧倒的な存在感を示すWordPressに対応
同社は、W3Techsのデータを引用してWordPressのシェアは、世界Webサイト市場全体の43.2%、CMS全体で63.1%という圧倒的な影響力を持っていると指摘している。特に日本語のCMSのWebサイト全体の83.1%がWordPressを使用していると言われており、ECビジネスを営む事業者にとってその重要性は増すばかりだ。
GMOメイクショップは、EC領域においてその存在感を示し続けてきたプラットフォーム事業者だ。EC構築SaaS「makeshop byGMO」は、11000店舗以上の導入実績を誇っており(同社調べ)、兼ねてよりWordPressユーザーに対してサービス連携を提供してきた。
今回の業務提携によって、「makeshop byGMO」のWordPress連携ユーザーは、アールエンジンの「WordPress総合セキュリティ診断」を活用することより、早期にシステムの問題点を発見し、課題に対応することが可能となる。また、その後の適切な保守運用支援により、ECビジネスの成長を加速させるとともに、安全定的な事業運営を行うことができるようになる。
同社は、今回の提携により、GMOメイクショップとアールエンジンは、セキュリティとシステム運用の安定性の向上により、EC市場の更なる発展に寄与することを目指していくとしており、これからの展開にも注目と言えそうだ。