「Shopify Plus」が「一休.com お取り寄せ」に採用 加盟店と消費者を繋ぐ産直型ECサイトを構築する
Shopifyの日本法人Shopify Japan株式会社(以下:Shopify Japan)は、株式会社一休(以下:一休)がリリースした全国のプレミアムグルメを取り揃えるECサイト「一休.comお取り寄せ」にShopify Plusを採用し、加盟店と顧客を直接繋げる産直型ECプラットフォームを構築した。
データ利活用の観点からShopify Plusを高く評価
ECサイト「一休.comお取り寄せ」は2023年5月に正式リリースされた。
「一休.comお取り寄せ」では、購入時に顧客が商品到着日を選択できることや、加盟店が消費期限等に合わせて細やかな在庫管理ができることなど、食品を扱うECサイト特有の課題に対応したプラットフォームであることが必須条件だった。
加えて、自社のデータベースへのデータの取り込みやすさや、多岐にわたるAPI連携によるカスタマイズのしやすさなど、データ利活用の観点からShopify Plusを高く評価。
このような点から、Shopifyがコマースプラットフォームに選ばれるに至ったという。
自宅で気軽にプレミアムグルメを
一休では、自宅で美味しいものを食べたいというコロナ禍で根付いたニーズの高まりを受けていた。さらに、オンラインショッピングの利用世帯がコロナ禍以降に急速に増加したことを受け、より手軽に全国のプレミアムグルメを自宅で気軽に味わえる環境を提供するため、「一休.comお取り寄せ」のリリースに至ったという。
サイトの構築にあたっては、Shopify Plusパートナーの「株式会社飛躍」がShopify上で提供するマルチサプライヤー型ECを構築するためのソリューションと組み合わせることで、加盟店と消費者をダイレクトに繋ぐ産直型ECサイトを実現している。
一休は今後、「一休.comお取り寄せ」でギフト対応を追加することを見据え、更なる利便性の向上に取り組む予定としている。今後の動向に注目したい。