エイネット株式会社がマルチプラットフォーム向けのテレビ会議モジュール組み込みサービスを開始

様々なアプリケーションにテレビ会議機能を搭載する

エイネット株式会社(以下エイネット)からマルチプラットフォームに対応したECサイトやグループウェア、ビジネスアプリケーション向けのテレビ電話/会議モジュールを開発し、組み込みサービスを12月1日から開始すると11月20日に発表があった。

「FreshVoice」で培ったノウハウを活かし、テレビ会議モジュールを開発

エイネットでは2003年に発売したソフトウェアタイプのテレビ/Web会議システムのさきがけとなる「FreshVoice」を、3000社以上の企業や教育機関に導入したノウハウを活かし、マルチプラットフォーム向けのテレビ会議/テレビ電話機能を搭載できるモジュールを開発した。

これによりPC、スマートフォン、タブレット向けの様々なアプリケーションにテレビ会議/テレビ電話機能を組み込むことができるようになる。

ECサイトでの利用例

今回開発されたモジュールの利用例として、ECサイトに組み込んだ場合、画面上のオペレーターとの会話ウィンドウを開き、対面で直接問い合わせやアドバイスを求めることができるようになる。

また、顧客のITリテラシーに応じて音声は固定電話や携帯電話を利用し、映像を見ながらやり取りを行う同期機能も搭載されている。これにより自宅PCに音声デバイスを設定する必要がないため顧客が利用するためのハードルを下げることができる。

モジュールには単なるビデオコミュニケーションの機能だけが搭載されているわけではない。表示した画像に双方から自由に書き込みが行える機能もあり、資料を使ったコールセンターやサポートデスクでの顧客との円滑なコミュニケーションが可能だ。

サービスの概要

今回提供を開始するモジュールの組み込みサービスは12月1日からで価格はオープン価格となっている。インストール型のアプリケーション、Webアプリケーションのどちらにも対応しており、デバイスもPC、スマートフォン、タブレットなど端末を選ばないのは大きな魅力だろう。