EC特化CRMプラットフォーム『アクションリンク』、50以上の機能追加・改修を実施
株式会社ファブリカコミュニケーションズ(本社:愛知県名古屋市中区、代表取締役社長CEO:谷口政人、以下「ファブリカコミュニケーションズ」または「同社」)は、同社が開発・運営する「アクションリンク」の機能追加・改修について公表した。
LTV(顧客生涯価値)を最大化
ファブリカコミュニケーションズは、同社が開発・運営するEC特化型CRMプラットフォーム「アクションリンク」について、2023年3月の事業譲受から6月までの4カ月間において、メッセージ配信結果レポートの比較機能の追加や連携データの検索性向上のアップデートなど、50カ所以上の機能追加・改修の上、実装してきた。
「アクションリンク」は、データによって顧客理解を深め、顧客1人ひとりへの最適なメッセージ配信を自動化し、ECの顧客エンゲージメントとリピート売上を最大化する、顧客中心CRMプラットフォームだ。
同サービス導入により、散在する購買データを顧客軸で統合することで、「顧客像の把握」から「施策実行」「結果検証」までLTV(顧客生涯価値)を最大化するためのPDCAを円滑かつ高速に回すことが可能となるとしている。
◆追加された機能(一部抜粋)
・メッセージ配信結果レポートの期間比較/配信タイプ別比較機能の追加
・連携データの検索機能向上
・カスタムレポートのデータ機能強化
・配信状況のモニタリング機能追加
・配信統計のリスト抽出機能追加
・RFM分析の対象者切替機能追加
・商品マスタ表示機能追加
・セグメント機能改善
・データ例表示機能追加
・AIアシスタント機能追加
・その他
主な追加機能の概要
同社がまとめる主な追加機能の概要は、次の通りだ。
◆メッセージ配信結果レポートの期間比較/配信タイプ別比較機能の追加
「アクションリンク」の管理画面ではメッセージ配信後の効果検証を行えるレポート機能があるが、同機能の追加により異なる期間のデータ比較が可能となった。前年同月との比較や前期間との比較をすることで「リピート売上が増えたのか減ったのか」「それはなぜなのか」をより分かりやすく検証することができる。また、スポット配信(クライアントが任意のタイミングで配信するメッセージ)またはトリガー配信(設定した条件のもと自動で配信されるメッセージ)の配信タイプ別でも比較が可能となった。これらのレポート比較機能により、クライアントは過去の配信結果を効率的に比較し、成果を最大化するための戦略的な意思決定を行うことができる。
◆連携データの検索機能向上
「アクションリンク」は、ECサイトの構築をするECカートシステムと連携している。カートから連携されている顧客・注文・商品などのデータや、ページに設置されたタグから連携された閲覧・カート投入・コンバージョンなどデータの検索機能を向上させたことで、「どんなデータが取得できていてそこからできる施策は何か」「実行に必要な量のデータはあるのか」などクライアントは膨大なデータの中から必要な情報を素早く発見し活用することができる。
◆カスタムレポートの機能強化
カスタムレポートでは指標とディメンション(分析軸)を自由に組み合わせてレポートを保存できる。組み合わせ可能な指標とディメンションのパターンを追加したことにより、今まで組み合わせ不可だった組み合わせが可能となりレポートの自由度が向上した。
顧客満足度の向上につなげる
「アクションリンク」は、データによって顧客像を把握し、顧客一人ひとりにあわせたメッセージ配信を自動化できる、顧客中心CRMプラットフォームとなっている。同社はこれまで、メッセージ配信において最適化された配信ターゲットやタイミングなどがあらかじめ設定された“鉄板シナリオ®”をはじめ、様々な機能をEC事業者様へ提供することで、EC事業者が抱える“リピーター獲得”という課題解決に取り組んできた。
同社は「アクションリンク」を譲り受けた2023年3月から6月までの4カ月間に、大幅な開発体制の強化を行い、大小含め55カ所(前期間比1.8倍)の機能追加および改修を実施。これらのアップデートにより、クライアントの生産性向上だけでなく、クライアントサポートにおいても迅速な対応が可能となり、さらなる顧客満足度の向上に貢献することになりそうだ。