ZenGroup株式会社（以下：ZenGroup）が運営する海外プロモーション支援サービス「ZenPromo」は、越境型ライブコマーストータルサポートサービスの提供を開始する。

多言語プロモーション施策を提案

ライブコマースは商品の魅力を伝える新たな方法で、テレビショッピングのような臨場感があり、短時間での売上増加が期待できる。ZenGroupはシンガポールの消費者に向けたライブ配信サービス、またそのトータル支援により日本の商品の魅力を発信し、認知拡大から販売促進を実現する。

海外プロモーション支援サービス「ZenPromo」では、ターゲットとする海外市場や予算に応じて、最適な多言語プロモーション施策を提案。主な特徴は、以下の通りとなっている。

◆ZenGroupが展開している越境ECサービス会員へのアプローチが可能
◆多言語ネイティブのマーケティングチームを活用
◆越境ECにおける実購買データを活用

コンサルからアフターサービスまでをワンストップ支援

「ZenPromo」は海外進出コンサルテーション、ライブ配信、輸出、販売後のアフターサービスなどワンストップで支援。商品説明に関する資料や、PRの切り口は、弊社外国人マーケターが作成する。

参加事業者はライブの実施から現地配送まで、日本語のみだけで完結可能である。越境ECサービスを19言語190万会員規模まで成長させてきた実績をもとに、ZenGroupが商品の選出や金額設定までアドバイスする。

商品が売れた場合、顧客は商品を国内指定倉庫へ配送するだけであり、海外購入者に対するカスタマーサポートおよび海外配送は全てZenGroupが対応する。これによって、多くの事業者は気軽に市場拡大が実現するだろう。

日本とシンガポールを結ぶ新しい販売チャネルを提供

シンガポール市場におけるライブコマースは、常時視聴者数が100名から200名程度という小規模な視聴者数にもかかわらず高い購入率を誇る。一人当たりの平均購入額はSG$150（約1万5千円）程度であり、特に北海道の水産物に関しては平均約3万6千円の購入実績もある。

「ZenPromo」はこれまで、越境ECモール「ZenPlus」の活用を中心に、日本国内企業や自治体などに対し、ECおよびマーケティング領域を中心とした支援事業を展開してきた。そして今回、シンガポール市場において手軽に日本の商品を購入できる仕組みを築くために、越境型ライブコマーストータルサポートサービスの提供を決定したという。

「ZenPromo」は今後も、日本とシンガポールを結ぶ新しい販売チャネルを提供し、消費者と事業者の双方にとって魅力的な機会を創出し続けるとしている。ライブで消費者との双方向コミュニケーションが可能な新サービスによって、多くの事業者が自社商品の魅力を国外へ発信することに繋がるはずだ。