ACROVEとPerpetuaが連携強化 事業者のAmazon出店から運用効率化に特化した新サービスの提供開始
株式会社ACROVE(以下:ACROVE)は、Ascential Japan株式会社(以下:Perpetua)との連携を強化し、事業者のAmazon出店から運用効率化に特化したプロジェクトベースの新料金形態となるサービス提供を開始する。
2社共同で幅広い事業者をサポートする
本連携によるACROVEの新サービス、「Amazon Startup Support」の詳細は以下の通りである。
◆サービス内容
▷Amazon出店のための登録作業の支援
▷Amazon内店舗を拡充するための初期戦略立案
▷店舗ページのクリエイティブ制作
▷SEO対策
▷事業者様の運用担当者へEC運用のリスキリングを支援
◆料金:50万円~
※取扱いプロダクト、サービス期間、サービス内容によって料金は変動
加えて、ECモールをこれから始めようとされている事業者へ、2社共同でAmazonの市況や具体的な活用方法を説明。デジタル人材不足、また外部委託費用の長期的な捻出に悩む事業者に対しても、2社共同で最短の運用内製化をサポートする。
知見を持つ運用担当者不足を支援する
今回の連携、サービス提供についてACROVEは以下のようにコメントしている。
「本連携は、販路拡大を希望しているものの、ECに関する知見を持つ運用担当者不足に課題を持つ事業者様をご支援をすることが目的です。具体的には、全国約160社以上のEC販売支援実績を有するACROVEがAmazon出店の立ち上げを支援致します。その後、Amazon内での売上拡大を目的とした広告施策を、Perpetuaが提供するAmazon広告の自動最適化ツールで管理・運用することで、効果的な施策実行且つ、運用工数削減を実現することが可能です」。
人員不足によってEC販路拡大に躊躇する事業者に対して、初動の支援を並走して実施。最終的には運用工程のDX化とEC運用リスキリングを支援し、事業者による内製化までを目指すとしている。
人手不足、予算確保などの課題を解決する
ACROVEが支援する企業の内、約6割を占めるのが首都圏を除いたエリアであり、多くの事業者がAmazon出店を検討しているという。その一方で、エリア事業者の課題の多くとして、実際に着手するための人員不足があげられるという。
デジタル知見を有した人員不足は特に顕著であり、EC参入を躊躇する大きな理由となっている。そこでACROVEは事業者と並走し、売上最大化を目指すために6月には中部支店、9月には東北支店を開設した。そういった活動の中でも、知見を有する人員不足、もしくは外部業者に委託するためのEC運用の予算確保が難しいという意見が数多く集まったという。
今回、Perpetuaとの提携によって提供される「Amazon Startup Support」はAmazon出店から運用効率化に特化している。料金体系もプロジェクトベースであり、事業者の希望に応じたサポートが実現するだろう。本連携によってより多くの事業者が、ECでの販路拡大を実現できるようになる。エリア事業者が持つ魅力的な商品が全国、世界に広がることが期待されるはずだ。