Amazon2014年年間ランキング発表

この記事のまとめ

・Amazonが2014年売上げランキングを発表
・幅広い39種類のカテゴリ別ランキングを記録
・気になるその内容は…

Amazon39種類のカテゴリ別ランキング

Amazon.co.jpは売れ筋商品をランキングに表した「Amazon2014年年間ランキング」を発表した。「和書総合」「ミュージック」「アプリ」「ベビー&マタニティ」「食品&飲料」など、幅広いレンジの品物を取り扱っているAmazonらしい豊富なラインナップで計39種類ものランキングが記録された。
今回は、Amazonに馴染み深いカテゴリーに注目してピックアップをしてみたい。

Amazonランキングピックアップ

◆和書総合
1位:「嫌われる勇気―自己啓発の源流アドラーの教え」/岸見一郎
2位:「永遠の0(講談社文庫)」/百田尚樹
3位:「まんがでわかる7つの習慣」/フランクリン・コヴィー・ジャパン

◆Kindle本
1位:「進撃の巨人(14)」/諫山創
2位:「嫌われる勇気」/岸見一郎
3位:「僕だけがいない街(4)角川コミックス・エース」三部けい

和書総合1位に輝いた「嫌われる勇気」がKindle部門でもランクイン。「妖怪ウォッチ」ブームの影響で同ゲーム攻略本関連も3位以下に続々ランクインしている。昨年の和書総合ランキングでは小説関連が中心だったのに比べ、今年はトップ10のうちゲーム関連本とエクササイズ本が半数を占めている。Kindleではマンガやテレビドラマ原作小説などがランクインする傾向がみられた。

◆ミュージック総合
1位:「アナと雪の女王 オリジナル・サウンドトラック-デラックス・エディション-(2枚組ALBUM)」/V.A.
2位:「TRAD(初回限定版)(DVD付)CD+DVD,Limited Edition」/竹内まりや
3位:「HIT! HIT! HIT!(ALBUM+2枚組DVD)(初回限定生産版)CD+DVD」Kis-My-Ft2

上半期でも1位を獲得した「アナと雪の女王」のサウンドトラックがここでも1位を獲得。年間通し首位を貫く結果となった。同作は輸入盤サウンドトラックもランクインしている。

◆アルバム総合
1位:「アナと雪の女王 オリジナル・サウンドトラック【日本語版】」/V.A.
2位:「アナと雪の女王 オリジナル・サウンドトラック-デラックス・エディション-」/V.A.
3位:「アナと雪の女王 オリジナル・サウンドトラック」/V.A.

アルバム部門では、「アナと雪の女王」がトップ3を占拠。堂々の三冠を勝ち取った。

◆DVD・ブルーレイ総合
1位:「ARASHI アラフェス‘13 NATIONAL STADIUM 2013【DVD】初回プレス」/嵐
2位:「ARASHI Live Tour 2013 LOVE(初回プレス)DVD」/嵐
3位:「機動戦士ガンダムUC[MOBILE SUIT GUNDAM UC]7(初回限定盤)Blu-ray」

「ARASHI アラフェス‘13 NATIONAL STADIUM 2013【DVD】初回プレス」に続き「ARASHI Live Tour 2013 LOVE(初回プレス)DVD」と、嵐関連ソフトが上位を占める。ミュージック部門を圧倒した「アナと雪の女王」は総合4位。

◆おもちゃ
1位:「妖怪ウォッチ DX妖怪ウォッチ」バンダイ
2位:「妖怪ウォッチ DX妖怪ウォッチ タイプ零式」バンダイ
3位:「ラングスジャパン(RANGS)室内用お砂遊び キネティックサンド1kg」ラングスジャパン

総合おもちゃランキングで堂々上位を占めたのは、2014年に爆発的人気を誇り社会現象にもなった「妖怪ウォッチ」関連商品。1位2位の他にも、妖怪メダル、食玩やデータファイルなどが多数ランクイン。室内で手軽に遊べ手を汚さない「室内用お砂遊び」が話題になりランクインした。

◆Amazon Student(総合)
1位:「シャスタ産 クリスタルガイザー 500ml×48本[並行輸入品]」Crystal Geyser
2位:「iPhone5 USB ライトニングケーブル」HanyeTech
3位:「iPhone5/第4世代iPad/iPad mini/iPodnano7 USBケーブル1m」N/A

他モールでも上位ランクインし、昨年も1位だった飲料水「クリスタルガイザー」が堂々の総合1位を獲得。2位と3位にはiPhoneの充電ケーブルがランクインし、高い普及率がうかがえる結果となった。

ヒット作品にヒモ付いた関連グッズが多数ランクイン

2014年は、大ヒットした作品及び同作関連商品がカテゴリーを超えランクインした。他モールでも上位を占めた「アナと雪の女王」や「妖怪ウォッチ」など、モールの特性を飛び越えて同作品がランク入りするのは例年にもみられる傾向だが、今年は特にそれが強かった印象を受ける。
流行が好きな国民性を表している2014年度のランキングが、来年以降どう移り変わっていくのか予想するのも面白いかもしれない。

・Amazon.co.jp 2014年 年間ランキング
特集ページURL: www.amazon.co.jp/best2014