【11/27-12/11】日本郵便、中央道の夜間通行止めの影響で郵便物・ゆうパックのお届け遅延を発表
日本郵便は2023年11月24日、トンネル補強工事に伴う中央道の夜間通行止めの影響により、山梨県と長野県の一部での引受および配達となる郵便物・ゆうパックなどのお届けに遅れが生じる可能性を発表した。佐川急便、ヤマト運輸については、2023年11月27日時点では発表されていないが、注意する必要があるだろう。
山梨県、長野県の一部でお届けに遅れの可能性
日本郵便は、2023年11月27日から12月11日まで中央道の夜間通行止めの影響で、遅延の可能性があることを発表した。対象地域は山梨県、長野県の一部。「速達郵便物・ゆうメール(レターパックを含む)」「ゆうパック(保冷を含む)」「速達・書留としない郵便物・ゆうメール」「ゆうパケット(クリックポスト含む)」が対象商品となる。
2023年11月27日現在、日本郵便以外の配送業者では遅延の恐れについて発表されていないが、他社でも遅れる可能性はあるため、EC事業者は対象地域に送る場合、一度お知らせしておくといいだろう。
夜間通行止めの詳細
NEXCO中日本では、中央道の夜間通行止め実施について同年8月25日に発表している。工事区間は、E20中央道 相模湖インターチェンジ(IC)~八王子ジャンクション(JCT)間(上り線)。11月27日から12月8日までの平日夜間20時から翌5時までを予定している(※)。
東海地区、関西地区から東京方面へ向かう方は、E1 東名高速道路(東名)、E1A 新東名高速道路(新東名)を利用した広域迂回を、山梨県など近隣から利用する方は、国道20号など一般道への迂回を勧めている。EC事業者だけでなく、物流事業者もWEBサイト「iHighway中日本」などで最新の交通状況を確認するなど、配送トラブルを未然に防ぐ対策を講じておきたい。